2020年3月7日(土)


学生時代の旧友が自殺した。20197月の出来事。その情報が耳に入ったのは半年後、年明けて20201月のことだった。


正直あまり実感がわかなかった。昨日の土曜日は大学時代のメンバーで、彼が自殺したことを確かめる為に遠出をした。


現地に着いて知ったこと。彼は大きな犯罪を度々繰り返した後、樹海で独り命を絶っていた。


多額の損害賠償を残して命を去った彼の親族は自己破産しており、とても普通の暮らしには戻れない世界にある。


旧友の彼は、灰となっていた。


居た堪れない。


ただ、彼を旧友と呼ぶには理由がある。


旧友の彼は、大学のコミュニティにおいても、「やってはいけないこと」を繰り返していた。


大学に入学して所属したサークル。同じブロックで仲良くなったメンバーがいる。それが旧友の彼。学年は同じだけど年齢の違う僕に対して、フラットに接してくれた。嬉しかった。


スポーツ選手としてリスペクト出来る面があったり、音楽を聴くという共通の趣味もあったり、意気投合した。僕と違って彼は社交的だった。彼を介して紐づる的に友人が増えた。友人関係を0から作り始める大学1年生の当時の僕にとって貴重な存在だった。


練習の帰りにすき家に行ったり、衛生的でないカラオケボックスで一緒にオールしたり、意味のない、でも大切な瞬間を過ごした。


ただ、そんな日々はずっと続かなかった。


「財布のお金が減ってる気がする」


そんな声が多くあがるようになった。いろいろ確認した結果、それは旧友の彼が盗んでいる仕業であるという仮説に至った。


仮説を実証するためにこんなことしたくはないけど・・・と誰もが思いながら、我々は監視カメラ替わりにビデオカメラを空間の端っこに置いて、いつものように過ごすこととなった。録画された映像を確認すると、彼は確かに盗んでいた。人情的なメンバーが多いコミュニティだったから、旧友の彼に何度かチャンスを与えたが、確実に毎回お金を盗んでいた。これはダメだ、となった。


警察に届けるか悩んだが、犯罪者にはしたくないという気持ちが強く、踏みとどまった。これは当時の我々の出来る最大限の愛だった。我々は徐々に旧友の彼と距離を置くこととした。すると、彼は察したのか、関係が無くなった。関係が0になったのは大学2年生の夏ごろ。以降、一度も面識を無くした。


しかし今となっては通報しておけばよかったと後悔している。旧友の彼は、社会人になり、およそ億単位のお金を横領してしまった。もし、大学生時代に通報して処罰を受けていれば更生できていたのだろうか。

自業自得だなと冷たく思っている自分もいるので複雑な心境。


唯一、最後まで歯切れが悪いこと。彼が命を絶った日の数日前付で、LINEの不在着信が残っている。


何を伝えようとしたの?


君は犯罪者だし、然るべき運命を辿ったと思う。


でも、君無しでは僕の今の生活はなかったかもしれない。


だから、いままでありがとう。


安らかに。


2020年3月


夏スピッツ2019【ネタバレ】終わりました。

今年の夏スピッツは4回でした。
MIKKE TOURも楽しみですね。

ブログにセトリ残しておくと10年後の自分が喜ぶのでメモ。


VINTAGE LEAGUE 2019 “Summer Addiction”
2019年8月5日(月)東京・マイナビBLITZ赤坂

●セットリスト
01.ハイファイ・ローファイ
02.メモリーズ・カスタム
03.コメット
04.空も飛べるはず
05.さわって・変わって
06.優しいあの子
07.トンガリ’95
08.8823
09.涙がキラリ☆

アンコール
EN.運命の人


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019
2019年8月12日(月・振休)茨木・ひたちなか海浜公園

●セットリスト
01.海とピンク
02.運命の人
03.メモリーズ・カスタム
04.コメット
05.空も飛べるはず
06.前前前世 [RADWIMPS]
07.優しいあの子
08.トンガリ'95
09.8823


ロックのほそ道 ~10th Anniversary Special~
2019年8月31日(土)宮城・ゼビオアリーナ仙台

●セットリスト
01.クリスピー(『Crispy!』1993年)
02.さわって・変わって
03.メモリーズ・カスタム
04.コメット
05.空も飛べるはず(『空の飛び方』1995年)
06.前前前世 [RADWIMPS]
07.優しいあの子
08.トンガリ’95
09.8823
10.涙がキラリ☆

アンコール
E1.オケラ
E2.海とピンク(『スピッツ』1991年)


ロックのほそ道 ~10th Anniversary Special~
2019年9月1日(日)宮城・ゼビオアリーナ仙台

●セットリスト
01.ハイファイ・ローファイ(『色色衣』2004年)
02.運命の人(『フェイクファー』1998年)
03.メモリーズ・カスタム(『ハヤブサ』2000年)
04.コメット(『醒めない』2016年)
05.魔法のコトバ(『さざなみCD』2007年)
06.前前前世 [RADWIMPS]
07.優しいあの子(『見っけ』2019年)
08.トンガリ’95(『ハチミツ』1995年)
09.8823(『ハヤブサ』2000年)
10.涙がキラリ☆(『ハチミツ』1995年)

アンコール
E1.オケラ(『おるたな』2012年)
E1.さわって・変わって(『三日月ロック』2002年)

 

・コメット演奏が意外。"「ありがとう」って言うから 心が砕けて新しい言葉探してる"

・コメットに限らず醒めない・みなと・ハチの針・SJ・コグマ!×3・ガラクタ・こんにちはと、知る限り8曲はレコ発後に演奏している。醒めないは最高のアルバムだった。3年たっても変わりません。雪風を救済してほしい。

・ハイファイローファイは初でした。

・クリスピーは初めて草野マサムネがギター持ってた。コレクターズverが心に染みすぎて1周まわってカバーかと思ったw

・RADカバーでテツヤ氏がゴールドトップ使用していたのが印象的だった

前前前世はいくつキー上げていた?あと、「私たち越えられるかな この先の未来数え切れぬ困難を」のところ原曲はコーラスあるけどスピッツはなくして草野マサムネの主パートだけで、とても詩が入った。

前前前世はドラム山口さんの帰りを待つ音楽だと思っているから、この曲をスピッツが演奏したことがどうか彼に届いてほしい(思い込みの激しいタイプのファン)。山口さんはラッドで最もスピッツが好き。本当は胎盤で一緒にスパイダーしてほしかった。

草野マサムネ、絶好調(声)。

・叫べ、シャングリラ、新宝島、虹の彼方へ,,,魅力的なカバーが増えれば増えるほどゴースカの投票は割れて、軽率なボーカルチェンジ曲に票が集まってしまいそう

・8823→涙がキラリ☆ap bankから続く間違いないコンボ。何回されても飽きない。

・恋する凡人、野生のポルカがないことを観測して結局4公演行くことを決めた

・渚/遥か/ハネモノ/青い車を頼む。

・欲を言うと俺のすべてを頼む。

・夏フェス出る年は絶対1週間前に東京の小さい箱でライブをやる
 →これは覚えておこう。

・ロックのほそ道10周年立ち合えてよかった。
 →東北の観光地紹介に堂々と「ゼップ仙台」があって最高でした

空も飛べるはずは固定だと思ってたから、ほそ道2日目で魔法のコトバに入れ替わって驚いた。久しぶりだったけど、詩がよかった。

・黒の刺繍Tは最高の仕上がりですね。(気づいたら家に2枚ある)

荒吐19ピロウズに感謝を。

ピロウズアラバキの大トリ!
何としても行かなくてはならないということで2日通し券を購入。
ジムに通って、1か月前にはなぜかマラソン大会に出て
1日ずっと野外で生存する練習までしました。(ジムの囚人)
なかなか更新する機会が減ったけど、この日のことは残したので簡単に。

 

2019年4月28日(日) 
ARABAKI ROCK FEST.19
みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」
19:45-21:15 MICHINOKU STAGE
the pillows

【セットリスト】
1.アナザーモーニング
2.About A Rock’n’Roll Band
3.LITTLE BUSTERS
4.カーニバル
5.この世の果てまで
6.サードアイ
7.バビロン天使の詩
8.ガールフレンド
9.MY FOOT
10.ターミナル・ヘヴンズ・ロック
11.スケアクロウ
12.Funny Bunny
13.アンジェリーナ(原曲:佐野元春

EN1.ストレンジカメレオン
RN2.ハイブリッドレインボウ

 

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【1.アナザーモーニング】
「今日は新しい僕の誕生日なんだ。記念写真を撮り直すからおいでよ。素敵な思い出を映すロウソクは消さないで。生まれ変わる朝がきた。」
の弾き語りから始まるアレンジVER。想定出来る選曲だけど、この曲から始まるということは、そういうモードなのか、と事態を把握。


アナザーモーニング/the pillows

 

【2.About A Rock’n’Roll Band】
山中さわお「俺たちピロウズ、今年の9月に30周年を迎えるんだ。」「ロックンロールを覚えているか?」という山中さわおMCからスタート。
25周年アニバーサリーの時は、「(前略)佐野元春さん、ザ・コレクターズに感謝を。(趣旨)」と言葉を残して演奏した曲が、佐野元春ご本人を前に。


the pillows / About A Rock'n'Roll Band

 

【3.LITTLE BUSTERS】
「カモン、リトルバスターズ!
わー、セトリ前半のリトバス新鮮。
リトバスってライブでの頻度が絶妙だよね。ap bankのアウェーを思い出して、今日はこんなにたくさんお客さんがいるけど、みんなピロウズに興味がある人しかいないんだ、と感慨深くなる。

【4.カーニバル】
★ベース:関根詩織
ここで1人目のゲスト。ベース界のファイティングガールと紹介を受けて関根さんが登場。初アラバキにして、大トリゲスト参加ということで、たいへん声が震えている。とても緊張した関根さんがお祝いの言葉を述べてからリクエスト曲として「カーニバル」。久しぶりだな、2011年のホーンアゲインツアー振り?


カーニバル/the pillows

 

【5.この世の果てまで】
★ベース:関根詩織/ボーカル:佐々木 亮介
2人目のゲストは佐々木さん。若手にしてロックンロールを叫ぶ絶滅危惧種として紹介を受けて登場。「連れてってやるよ、この世の果てまで」と煽り方までトリビュート。さわお氏はコーラスさえせずに演奏に徹する。

 

【6.サードアイ】
★ベース:関根詩織/ボーカル:菅原卓郎
昨日トリを務めた男と紹介を受けて菅原卓る郎が登場。1人目のROCK AND SYMPATHYアーティスト。
選曲は、トリビュート盤とおり「インスタントミュージック」かと思ったら何と「サードアイ」。丁寧な歌唱が心に残った。
この曲は多分2013年のサマソニ(活動復帰ライブ)振りだったよ。人生2回目のサードアイ?
卓郎「13歳の時、ピロウズ聴いてバンドやろうと思った。」


サード アイ/the pillows

 

【7.バビロン天使の詩
★ベース:田淵智也
ピロウズをずっと愛してくれている、変な影響・悪い影響さえ受けている男」と紹介を受けて田淵が登場。
2人目のROCK AND SYMPATHYアーティスト。
田淵と山中さわおが握手してから、リクエスト曲として「バビロン天使の詩」を演奏。田淵、演奏のスタイルもトリビュート。目の錯覚でなければコーラスワークも担当。ところで、この曲も久しぶり。25周年ライブ振り。その前は新木場サンセット2011。この辺で、5年くらい演奏されてない曲がバコバコ来ることに気づく。

田淵「(ピロウズは僕にとって)バンドを長く続けているとこんな素敵があることを教えてくれる存在です。」


the pillows - バビロン天使の詩 (Official Video)

※久しぶりにPV観た(笑) 

 

【8.ガールフレンド】
★ベース:田淵智也/ボーカル:宮崎朝子
唯一の女性ゲストとして宮崎朝子。ステージに本物のバスターズが2人揃った。
宮崎さん「姉は、夜行バスでこのステージに立ち会ってます!」
あくまでバスターズ視点のMC。自分のバンドの時とは違って初々しくて楽しそう、、
著作権ごとあげたくなる位、本家より良い」と演奏されたのは「ガールフレンド」。「....1人じゃないぜ」の歌い方が朝子流で確かに原曲超えた感。もちろん、初聴きでした。


ガールフレンド/the pillows

 

【9.MY FOOT】
★ベース:田淵智也/ボーカル:ホリエアツシ
「彼とは長い付き合いになる。俺も去年はゲストとして参加したんだ。去年大トリを務めたバンド・ストレイテナー からホリエアツシ。」
2人目のSYNCHRONIZED ROCKERSアーティスト。
お酒を片手にお祝いしに来る姿は、確かに長い付き合いを象徴する。
「僕が出会った頃にたくさん聴いていた曲」として「MY FOOT」を演奏。王道の名曲だけど、ちょっと意外な選曲。嬉しいぞ。補足話によると、「MY FOOT」はピロウズとしてはストレイテナーに影響を受けて製作したらしい。
ホリエ「僕もこの(ピロウズ)の背中を見て歩いてきました。」

 

【10.ターミナル・ヘヴンズ・ロック】
★ベース:JIRO(GLAYTHE PREDATORS
JIROさんが「自慢の友人」として登場。GLAYプレデターズ共に未経験なので初見でした。2人目のSYNCHRONIZED ROCKERSアーティスト。
JIRO「俺がBUSTERSになって今年で20周年です。」
選曲はターミナルヘヴンズロック!


ターミナル・ヘヴンズ・ロック/the pillows

 

【11.スケアクロウ
さわお氏「1曲のためにスターが荒吐に来てくれた。」
ここでTERU氏の登場。GLAY2人揃うとオーラが違う。意外にMCが面白かったんだけど、そんな和やかなムードから演奏されたのは「スケアクロウ」。
スケアクロウは出会いの1曲だからイントロが流れた瞬間、当時を思い出す。新木場サンセット2011、25周年アニバーサリーに続く3回目。30周年でのセトリ入りを強く願う。


the pillows / スケアクロウ

 

【12.Funny Bunny】
何でオファー受けてくれたんだろうと笑いを取りつつも、とても緊張する山中さわお氏。
「僕が初めてロックのコンサートに行ったのはこの方でした。」
とても高級そうなギターを片手に佐野元春が登場。ご本人1人に対してスタッフ3人という手厚いサポート。
佐野元春さんは一切MC無し。そのままFunny Bunnyへ。
これまでの流れとおりゲストが1曲歌い上げると思いきや「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた」のサビでメインボーカルを山中さわお譲る佐野元春。「それはキミのことだよ」的なジェスチャーも交えているのを観て、こちらまで泣きそうになる。合唱など起きる余地もなく、ステージを見守るフロア。

歌詞は原曲とおりでした。


the pillows / Funny Bunny

 

【13.アンジェリーナ(佐野元春)】
本編最後がオリジナルじゃなくてゲストの楽曲ってどうなの?という声もありそうだけど、ピロウズを愛することは山中さわおを愛すること理論。
ロックを感じる演奏、さわおコーラスもナイスでした。
あらためて歌詞を振り返りと、さわお氏の世界観の根っこの一部を感じた。

この動画が当日アレンジに最も近かった↓


アンジェリーナ (LIVE) 佐野元春 & THE COYOTE BAND

※僕の中で「佐野元春」という方はNHKの番組で桜井和寿と対談した時の容姿
 が記憶に鮮明だったから、短髪になられていて驚いた

 

【EN1.ストレンジカメレオン】
山中さわおMC(要旨)
「10月17日(木)横浜アリーナでアニバーサリーライブがある。俺たちピロウズにとって特別な日になる。平日は仕事で都合が合わないという人は仕事をぜひ辞めて欲しい。」
「素敵なステージを用意してくれた荒吐、ゲスト出演してくれたアーティス、ありがとう。そして、観に来てくれたみんな、ありがとう。」
「じゃ、いこう」
と言葉を残して演奏スタート。10月17日(木)を前に演奏することに驚いた。
25周年ライブ・再現ライブは演奏されると分かってたけど、荒吐はそんなつもり一切無かったから、ほんとどうにかなっちゃうかと思った。


ストレンジカメレオン/the pillows

 

【EN.ハイブリッドレインボウ】
史上最高のハイブリッドレインボウでした。すさまじい熱量。間違いなく、荒吐ロックフェス2日間のクライマックス。
"ここは途中なんだって信じたい。"
"昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる"


ハイブリッドレインボウ/the pillows

 

★ ★ ★

荒吐19、決して快適とは言い張れない環境のフェスでした。
寒さ、雨。リアルな命題として「生存」。
でも、そういう不便の上に、ありえないくらい素晴らしいステージがありました。
それは、ピロウズに限らずです。
「過酷だから行かない」という選択肢はできる限りやめようと思いました。
逆に、行きやすいから行こうは軽率にやらないことも大切だなと感じた。

★ ★ ★

荒吐メモ

(1日目)
Drop's/ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)/古市コータロー/UNISON SQUARE GARDEN9mm parabellum bullet(15周年セッション)/カネコアヤノ

(2日目)
藤井隆大木温之The ピーズ)/ホリエアツシストレイテナー)/佐藤千亜妃あいみょんSHISHAMOthe pillows(30周年セッション)

 ※シャトルバスは東京から直で行くなら8時台がベター
 →そもそも昔の噂のように大混雑じゃなかったからもっと遅くても可?

※帰りはシャトルバス打ち切り頃(22:45)に乗ると待ち時間0分/所要時間45分で仙台駅へ(ストレスなし)

※体力的にフェス翌日観光はできないので夜行バスで直接東京も悪くない
 →シャトルバス行列からの解放/朝7時には家

 

7/7ゴースカが楽しみ過ぎて眠れないからエントリー

スピッツのファンクラブツアー(通称:ゴースカ)が始まった。

 

Spitzbergen tour 2018 "GO!GO!スカンジナビア vol.7"

https://spitz-web.com/live/201801/#d-20180707

 

日付変わって7/7僕の住む街でスピッツを観る。

 

眠れなくてはてなブログが2日連続で更新される奇跡。

 


横浜に住んでた時は横浜で観てたし、東京に越してたからは東京で観ている。自分の住む街に自分の好きなアーティストがツアーで回ってきてくれるの本当に幸せ。

 


はじめてのゴースカは2007年でまだ高校生だった。横浜BLITZにて。部活を体調不良ってことにして休んだ。インディーズ祭り、多摩川問題がキーワード。魔女旅に出る(って曲)が自分が行った日はセトリから外れる。

クリスピーはもらった~!

 


2回目のゴースカは2012年で大学生。横浜BLITZにて。アクティブだったからライブ前に鎌倉に飛び立った。フェイクファー祭り。謝々‼︎が名曲過ぎてぶっ飛んだ。みんなの期待にこたえました!ってセトリだったね。メンバーはあまり楽しそうじゃなかったけども。

そういえば、運命の人(って曲)なぜか自分が行った日だけセトリから外れた(笑)相変わらず魔女旅に出るはセトリからその日は外れた。

 


3回目のゴースカは2015年。こっから社会人。Zeppダイバーシティでみた。スーベニア祭り。超楽しかったね。3回目のスピッツが1番バンドが安定してたと感じた。スピッツは常に安定してるんだけどね。メンバーの年齢的にその活動が永遠じゃないって恐怖が生まれ始めるも、それ以外の不安要素が無くなったように思った。やっぱり震災の頃のスピッツは辛かったよ。

あと、魔女旅に出るが僕の行った日だけセトリから外れた。(しつこいけど事実)

 


スピッツは、ベテランなのにそれっぽさを出さない。でも大型フェスとかに出ると確実にど真ん中アテにくる、このさじ加減がすごい。2012年の夏からスピッツ最強説が浮上したんだけど、この頃には完全に確立してた。

 


ホームで観るスピッツも強いけど、アウェーで観るスピッツも強い。どのスピッツも強いから、ファンクラブツアーのスピッツも強いの。

 


最新のスピッツが放つ新曲が過去最高地点かと問われると、それはちょっと、わからないし、いろんな好みもあるからなんとも言えない。※僕は最新アルバム「醒めない」をリリースは感動的だったし革命的だと思ってる

でも、スピッツってバンドの存在はたぶん国内でもう右に出るものはいないくらい行き値に到達してるとずっと思ってる。

結局、追随する若手バンドは意識しなくても目指すべき理想の活動スタイルを模索すると、それはつまりスピッツを目指すことになっちゃうんじゃないな、とさえ思う。

 

面白いのが、スピッツは全くその意思を持っていないってこと。なんであんなにエバーグリーンで存在し続けるんだろう。

 


ミスチルというか桜井さんがついにご自身を自制できなくなったのか、復活していこう無意識なのか狙ってるのかスピッツ化してるのは笑えるし、本当に最高、大好き。

 


話が逸れた。

そんなこんなでスピッツ大好きクラブの皆様の期待に応える感出しながらバンドのやりたいことを貫くファンクラブツアーが秋まで続く。

バンドが全国各地をライブハウスで回る。スピッツくらいになるとアリーナで済ませればいいじゃんってファンでも一瞬過るけど、彼らは絶対にそんなことをしない。永遠とZepp東京とかでライブをやりまくる。メンバーも50歳を過ぎて、ツアーの度に少しだけこれが最後になったらどうしようって思うこともある。愛はまた深まっていくのよ。。。。

 


完璧なスピッツが存在しないのもまた罠。永遠に僕はスピッツを追わなくちゃいけないんだ。これは、オタクとかそういう問題じゃなくて、人生的なものになりつつある。痛いね。でも、7/7Zeppダイバーシティで楽しい2時間をすごそう。

 

楽しいを全肯定する幸せ〜。

Tシャツどれ着ていこう。

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

 

と書きかけた下書きはまったく公開できず、お誕生日を通り過ぎて、梅雨まで明けてしまった。


そんな2018年は、暖かくなるにつれて、僕の心は穏やかかつ豊かになったように思います。


昨日はチャットモンチーのラストワンマン日本武道館で、明後日はスピッツのファンクラブツアー。忙しいぼくらの中休み的な今日。頑張ってエントリーを更新しよう。


そう思って、東京タワー近くの喫茶店までやってきたのだ。ステキなところなのだよ~あはは。

 

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2018年前半、心身の衰えを猛烈に感じた。この半年間で突然にってわけじゃなくて、これまでも右肩下がりに下降してきたんだけど、無視できないレベルまで堕ちてきたな、って。

これはかなり恐怖的なことです。

 


まずは、身体。確実に弱体化している。それまでは10代の貯金を切り崩して生きてきたけど、やはりこの頃様子が違う。そもそも、去年夏あたりから不調(といっても微細なね)な日の方が多かった。それを不調と呼べるのかも分からないけど、少なくても昔よりマックス、アベレージともに落ちた。歩いてて突然ぶっ倒れるとか昔はなかったしね。

※今めっちゃ元気だから気にしないで遊びに誘ってね

 

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次に心。

「心は強くなれないまま、耐えきれない夜が多くなった」というBUMP OF CHICKENの歌詞が響くようになった。

悲しいことには歳をとったら慣れるのかなとか思ってた時期もあるけど、そんなことはなかった。

あと、プライドは微塵もない人生のはずなんだけど、自分の正義にそぐわないことがあると、それが本当に許せない。

もう少し気を楽に持てればと自分でも思うことがあって、それでも無駄にファイトクラブの精神で仕事に向き合うことが増えていて、なんか自分で自分の首絞めてる気がする、って薄々感じるなど。ここ半年以上、仕事がハードモード過ぎて、感覚も麻痺してしまった。

 

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ところで、20代も後半になって「心身を保つこと」言い換えると自分を保つことに時間も注意も使うようになった。もともと女々しいよりの男性だけど、性別問わずオシャレに気を使い続けることは素敵なことだと思っています。それが蔑ろになるって少しとても怖い。男性だから莫大な時間をかけてお化粧などしないけど、それでも何かするもんです。職場の人にはすぐにバレるから今日は顔面偏差値高いね!とか低くない?とかいじられるなど。※とても仲の良い人だから怒ったりしません

そういう自分に課す自分のハードル?を超えなくなったり、何も思わなくなったら、それはとても怖いなと思う。そんな日々が自分に訪れたら嫌だな。

 


20代も後半。別に贅沢できるわけじゃないけど金銭的な余裕って10年前よりずっとある。それは、とても幸せの潤滑剤になってる。

自分の生きたいような人生を送れるように頑張ってくれた10年前の自分には本当に感謝してる。ありがとう、君のおかげで豊かと呼べるかもしれない人生を送ることが出来ている。と本気で思う(笑)そして、その期待に応えたいなと思う。根拠もなく未来に絶望していた当時の自分には報われて欲しい。

 


だからこそ、心身のスペックをあげたい(もどしたい)と思ったりするのです。

そこで出た案がジムに通うでした。これも自分を保つための一環の作業かな。そう思うと自然な流れかも。

これ以上喋るとジムの回し者になるかもしれないから割愛。

 

でも、これからの人生は、自分を深い次元で大切にしていきたいなと思います。ここ1ヶ月で見出した処方が僕の場合はたまたま運動するだった。


話は逸れるけど、社会に出ると発表会とか晴れの舞台って仕事以外なくなるね。ピアノの発表会出たい。心が豊かになりそう。


それでは、それぞれのハッピーサマータイムを!

ピロウズ再現ライブvol.1に行った。


12/15(金)
the pillows@東京 Zepp DiverCity
"RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1"
※「Please Mr. Lostman」「LITTLE BUSTERS」再現ライブ

【セットリスト】
01.STALKER
02.TRIP DANCER
03.Moon is mine
04.彼女は今日,
05.GIRLS DON’T CRY
06.ICE PICK
07.ストレンジカメレオン
08.Swanky Street
09.SUICIDE DIVING
10.Please Mr. Lostman

11.Hello, Welcome to Bubbletown’s Happy Zoo(instant show)
12.Blues Drive Monster
13.アナザーモーニング
14.ONE LIFE
15.THAT HOUSE
16.Black Sheep
17.Nowhere
18.パトリシア
19.like a lovesong (back to back)
20.ハイブリッド レインボウ
21.LITTLE BUSTERS

アンコール
e1.ぼくのともだち(新曲)
e2.cherry
e3.About A Rock’n’Roll Band
e4.Locomotion, more! more!

 


こんな日がくるってことを高校生のころの自分に教えてあげたい夜でした。
そんな夜がここ数年は多いことも、あわせて教えてあげたい。


TRIP DANCER/the pillows


あのベースから始まるSTALKER、そのまま間髪入れずにTRIP DANCER。そこの繋ぎでもう気持ちは完全に持っていかれました。ストレンジカメレオン→Swanky Streetって展開も感動もの。
THAT HOUSE→Black Sheep→Nowhereっていう展開、渋谷クワトロよりダイバーシティ公演の方がブラッシュアップされてて、とても心に残った。ってか、曲順に変化があった錯覚さえする。

 

ところで『Please Mr. Lostman』は邦楽で最も好きなアルバムかもしれない。
他にも好きなアーティストはいるし、好きなアルバムもたくさんある。でも、何か1枚と言われたら『Please Mr. Lostman』が頭に浮かぶ。

the pillows との出会いは2006年?2007年ごろだと記憶している。Mr.Childrenがカバーした「ストレンジカメレオン」、これが入り口だ。


Strange Chameleon Mr.Children

もう少し具体的に言うと、夜更かしして観てたJCDの新作映像作品のコーナーでap bank 06のダイジェスト版として放送されたミスチルのストレンジカメレオンに釘付けになった。
テレビ越しに見たほんの少しの映像ながらどの曲よりも情熱的かつロックに仕上がった演奏を目の当たりにして、絶対買ってみようと思った。こんなミスチル見たことないという思いと、このストレンジカメレオンって曲は何なんだ?という思いが頭をぐるぐるした。

 

田舎の巨大TSUTAYAap bank 06 とベストアルバム『Fool on the planet』を購入。我ながらこのタイミングでベストアルバムをレンタルではなく購入した過去の自分に驚く。

初めて聴いた『Fool on the planet』は当時まだ高校生の自分には衝撃的でワクワクする作品だった。
スピッツこそ当時深掘りしてたけど、クラスのみんながまったく知らないアーティストの音楽を聴くのは初めて。素晴らしいと思える事実に背徳感と優越感と、少しの寂しさを感じた。

 

ここまでくるとあとは沼に順調に落ちるだけ。トリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』と当時最新作だった『MY FOOD』を手に入れる。この2枚を聴くことでもっとピロウズを詳しく知る必要があると高校生なりに判断。

その次に、ネットで調べると入門者はまず『Please Mr. Lostman』を聴いた方が良いとのことだったから、そのようにした。このアルバムが非常にしっくりきた。当時抱いていた不安や苦しみ、迷いにフィットしていた。でも、それだけじゃなくて少し勇気も湧いた。10代のころ出会えて本当に良かったなと今では思った。音楽的にもサウンド、メロディ、アレンジ全体的に好みだった。
以降、MDに落として毎日に近いペースで通しで聞き倒す日々が続く。

 

そんな特別なというか、寵愛してるアルバムだから、再現ライブが実現したことは夢のようだった。山中さわお氏の言葉通り追体験が叶った。

 

再現ライブで聴いた曲は、あのアルバムに収められた通りの音楽だった。これに尽きる。


例えば、ストレンジカメレオンは25周年ライブの時にやっとライブで聴けたけど、その時のストレンジカメレオンは20周年武道館から5年経った自分たちを歌ったように感じた。でも、再現ライブのストレンジカメレオンはロストマンに収められてる通りのストレンジカメレオン。聴いてる自分もタイムスリップしたかのような感覚だった。

再現ライブ中、このことは『LITTLE BUSTERS』においても感じた。今までで1番アツいハイブリッドレインボウ、LITTLE BUSTER。歌詞の持つ本来の意味を改めて感じたアナザーモーニング。


アナザーモーニング/the pillows

ライブMC・インタビューで山中さわお氏は、過去の作品で盛り上がるのは少し複雑な面もあるが、間違いなく俺たち(ピロウズ)が作った音楽だし、当時の自分たちが救われたようで嬉しい/昔の曲だからと言って再現が大変かと言うと必ずしもそうではない。昔の曲の方が物理的に演奏してることが多く身体に残っている。
と言っていた。

リスナーである自分もその通り。ロストマンとリスバスあってこその今。多感な頃に聞いた作品を贔屓にしたくもなるのだよ。そして、この2枚が軸にあるからOOPARTS、HORN AGAIN、PIED PIPERだって大好きになれてるように思う。
いつだってピロウズはいつも最新作が素敵だー!

というわけで、夢のような再現ライブおしまい。

 

早速vol.2が発表されて嬉しい限りです。
正直、フリクリから入門したタイプじゃないから"想いの重さ"はvol.1ほどではないけど
大好きな曲がいっぱいあるアルバム2枚です。

失恋ソングとしてのファニーバニー、初めてです。
Kim deal→Funny Bunny→Beautiful morning with youって曲順通りに演奏したらどうしよう。
なんとなく、2枚のアルバムをごちゃまぜにしてセトリ作ってきそうな気もする。

【ネタバレ】12/9(土)ロックのほそ道

スピッツ主催のイベントが土曜日、仙台である。そんな日のために、土日休みの仕事に就いたと言っても過言では無い類の人種なので、もちろん東北へ向かいました。

 

会場は仙台ギグス
仙台駅から地下鉄の終点まで行った新井駅にある。かつてのゼップ仙台と比較するとアクセス劣るけど、駅近だしそこまで気にならなかったかな。

 

終演後、国分町あたりまで出て、打ち上げできる程度の余裕はあった。

 

コインロッカーの数が少しギリギリ感あったから、余裕持って行動した方が良いことは反省ポイントでした。

 

さて、そんな今回のお目当てイベントであるロックのほそ道。今回で8回目らしいです。曜日にとらわれず遠征出来た学生のころ御用達のイベントでした。
社会人になってからは今回が初めて。土日公演にセッティングしてくたことに関しては本当に感謝しかない。

 

出演は、ストレイテナーフラワーカンパニーズ藤原さくらスピッツ

 

藤原さくら さんは色々誤解されてると思うから、とりあえず何も知らない人は春の歌のカバー1つ切り出して陰口言うのはやめた方が良いと思いました。とてもステキな音楽だと僕は感じた。実際、アルバムを通して聴くとアイドルではなくて、音楽家であることが分かります。

 

フラカンは久しぶりに観た。
ハイエース良い曲ですな。現代の深夜高速感あった。ボーカルの彼の体調は大丈夫?

 

ストレイテナーはCOLD DISC祭り。
言うことなしです。渚を完璧な形で目の当たりにすることが出来た。
数年前に新木場サンセットに出た時はもう少しまったり目の曲が多かったけど、今回は真っ直ぐなロックって感じ。あらためてDAY TO DAYの歌詞が沁みた。ところで、DTDとADは草野マサムネのリクエストだったそうな。ADが好きな草野マサムネに共感しかありません。

2017.12.09(土)ストレイテナー@仙台
【01】ROCKSTEADY
【02】DAY TO DAY(正宗リクエスト)
【03】Alternative Dancer(正宗リクエスト)
【04】渚(スピッツ
【05】Melodic Storm
【06】シーグラス


スピッツは30周年ツアーの反動なの?セットリストにシングル一切無しという珍しいものでした。
パッケージとしてどうなの?wって思ったけど、単純に好きな曲が多くて楽しかった。
ジャパンジャムでも三日月ロックその3やってたよね?密かに推してるのでしょうか。
『醒めない』から子グマ!子グマ!が選ばれたのは良い計算外れ。だいたいレコ発終わるとアルバム曲やらなくなるから。
「ミーコとギター」ライブ版ほんとうにかっこいいよね。Cメロからの展開にクラクラします。
1987→がセトリに入ってたのも嬉しかった。ライブハウスだとより映える。

あと、個人的には(あまり好きではない)野生のポルカが前半にあったのが工夫されててよかった。本編ラストとかアンコールで演奏されるとがっかりしちゃうので。笑

2017.12.09(土)スピッツ@仙台
【01】三日月ロックその3(おるたな)
【02】野生のポルカ(小さな生き物)
【03】死神の岬へ(スピッツ
【04】歩き出せ、クローバー(ハチミツ)
【05】子グマ!子グマ!(醒めない)
【06】爆弾じかけ(カバー曲)
【07】みそか(スーベニア)
【08】8823(ハヤブサ
【09】1987→(サイクルヒット
〈アンコール〉
【10】歌ウサギ(サイクルヒット
【11】ミーコとギター(名前をつけてやる)

というわけで、良き遠征できた。
来年もどうにかこうにかして、スピッツのライブに足運べますように。

ストレイテナーのアニバーサリーの詳細も知りたいこの頃。