読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

20151118(YUKI武道館)

2015年11月18日(水)
17:30 / 18:30
YUKI LIVE dance in a circle ’15』

f:id:takashimasutamu:20151122173815j:image

【セットリスト】
1.プリズム
2.ロックンロールスター
3.ふがいないや
4.JOY
5.誘惑してくれ
6.好きってなんだろう...涙
7.キスをしようよ
8.ハローグッバイ
9.tonight
10.愛に生きて
11.COSMIC BOX
12.ドラマチック ※
13.Home Sweet Home
14.ハミングバード
15.ひみつ
16.恋愛模様
17.Hello!
18.星屑サンセット
19.Night & Day ※
20.ランデヴー
21.ワンダーライン
22.鳴いてる怪獣
23.歓びの種
24.WAGON

※10/4(日)初日・幕張公演は
ドラマチック
Night & Day
ではなく
STARMANN
ミス・イエスタデイ

内から外で広がっていくような、開放感のあるツアーだった。このツアーを持って、『fly』リリースから始まった一連のストーリーも完結したように思う。

選曲はベストツアーのような感じ。
キーボードに浦清英さんがいるから、構成も素晴らしい。曲の繋ぎがズルいくらいワクワクする。好きってなんだろう...涙〜キスをしようよ は特にズルい。
後半はオーケストラを盛り込んだ豪華編成。こちらは色々なアレンジにトライしてた。
相変わらずアンコールはなしの、3部構成でした。

ロックンロールスターや愛に生きてといった初期の曲たちが演奏されると、やっぱり嬉しい。
ドラマチック、星屑サンセット、ミス・イエスタデイ、恋愛模様辺りが演奏されたのは浦さんマジックとしか思えない。


時間軸を戻して、昨年発売されたYUKIの新譜『fly』の話をします。

この作品、とことんディープでドメスティックだった。ダンスミュージックなどをオマージュした耳当たりの良いYUKIサウンドに、内省的な歌詞が落とし込まれた不思議な世界観。人によっては、なんか掴み所がない、気持ちが悪い、と思った人もいるかも。

(今回のアリーナツアーを前に行われた)新譜『fly』レコ発ホールツアーは、もちろんこの世界観を全開に表現していた。深海にいるような空気を含んだ内容。

ホールツアーとアリーナツアーは、対照的なライブになっていて、そこがとても興味深かった。対照的だけど、2つを繋ぐと、『fly』の、『fly』を作ったYUKIの世界観を紐解ける気がした。
具体的に言うと、ホールツアーはどんどん下に落ちていくような感覚。アリーナツアーはぐんぐん昇華していくような感覚。

f:id:takashimasutamu:20151122174026j:image

「相反する対照的な2つの感情は、隣り合わせ」というのが、一貫したYUKIの世界観だと思う。
その点『fly』のジャケットは、沈んでいるようで浮いている、浮いているようで沈んでる、巧妙な表現されてるなと感心するわけです。

f:id:takashimasutamu:20151122173840j:image

武道館で最後に演奏されたWAGONの
「闇でこそ光は輝いた」
という歌詞を聴いて、とても腑に落ちたというか、そうだよな、核心をついてるな、と思った。

最後の「あたなの永遠の真夜中の恋人、YUKIでした。」っていう自己紹介がとても和んだ。

しばらくライブでお見かけする機会はないだろうし、つぎにどんな作品を出すのか、全く想像できないけど、この先も楽しみ。