20151126(Mr.Childrenの2マン)
『Mr.Childrenの2マンLIVE』
2015/11/26(木)@Zepp DiverCity
- 01.未完
- 02.リライト~ロックンロールは生きている
- 03.REM
- 04.FIGHT CLUB
- 05.fantasy
- 06.youthful days
- 07.忘れ得ぬ人
- 08.Sign
- 09.掌
- 10.終わりなき旅
- 11.足音 〜Be Strong
- 12.隔たり
- 13.名もなき詩
- 14.忙しい僕ら(新曲)
たしかに目の前にミスチルがライブをしていて。
しかも、ただのロックバンドだった。
何の捻りもない、まっすぐなバンド。
ギターとベースとドラムが響く音楽。
ライブハウスで耳にするミスチルの爆音。
そのことに現実味を持てない不思議な体験だった。正直、今でもあまり実感がない。あんなに楽しかったのに、心はいじわるだなーなんて久しぶりに感じてる。
生きてるとこんな良いこともあるだなと思えるライブでした。
友とコーヒーと嘘と胃袋は次のツアーで絶対に演奏してくださいね?笑
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一切の映像演出はもちろん、オブジェもないシンプルなステージ。
暗転すると、機材だけが無機質に置かれたこのステージにメンバーが来た。
それはまるでスピッツみたいに、何の捻りのない、普通のロックバンドの姿だと思った。
桜井さんは早速エレキギターを持った。
「未完」
JENが大声でカウントを叫ぶ。
桜井さんがギターでリズムを刻んで
"さぁ 行こうか 常識という壁を越え"と決意表明のように、叫ぶように、歌う。
田原さんのギターも繊細にでも情熱的に鳴って、中川氏のしっかりとしたベースの音が響き渡る。
手拍子をしていたファンの人も自然に拳を突き上げる形に変わっていく。誰が煽ったわけでもなく、雰囲気がそうさせていた。
最後の「自由!自由!自由!」で照明がバーっと明るいくなって、とってもかっこいい。
「リライト~ロックンロールは生きてる」
そのままギターをかき鳴らしたままの桜井さんは
"消して リライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を
起死回生 リライトして 意味のない想像も君を成す原動力
全身全霊をくれよ"
に続けて、ロックンロールは生きているを演奏。
サニーのアレンジするロックンロールは生きているは本当に好きなサウンド。
「REM」
とにかく今日のミスチルは叫ぶ。
この曲もサニーのアレンジが本当に好きで、原曲よりかっこいい。
本当にミスチルのライブなのか?と疑うような盛り上がり方。
手拍子じゃなくて拳を突き上げて飛び跳ねる。
「fight club」
イントロのジャジャーンで照明が明るくなって、ギターを高々と持ち上げてフロアを煽るメンバー。
ライブハウスで聴くファイトクラブ、とっても似合ってた。
ギターソロもしっかり決まってました。
「fantasy」
スタジアムツアーやアリーナツアーのように明るくない、暗いfantasy。これだと思った。しっかりギターをプレイしながら演奏する桜井さんはじめメンバー。
「youthfull days」
擬態でもエソラでもマシュマロディでもなく、この曲をチョイスする今のミスチルへの信頼感。
この辺で初めてアジカンファン組が「あ!知っている!」というリアクション。
「忘れ得ぬ人」~「Sign」
REFLECTIONモードなミスチル。サニーのコーラスがしっかり聞こえてなおよし。
曲の繋ぎも綺麗。そのままSign。あまりライブでやらないからうれしい。
「掌」
ライブで聴くのは初めてかも?
スピッツの胎盤と同じで10年くらい前のシングル曲はやっぱりうれしい。
「終わりなき旅」
原曲通りの演奏。ライブハウスの爆音で聴く終わりなき旅。
曲の終わりに、メンバーが向かい合ってジャカジャカ音を鳴らす光景は
今見ても「あのミスチルが戻ってきた…」と思わざるを得なかった。
「足音」
終わりなき旅からそのまま足音。
さすがに貫禄がある。そしてとことんサウンドがかっこいい。
「隔たり」
本編ラスト。最後のこういう曲を持ってくるのがミスチルらしい。
signと同様、『I ? YOU』からの選曲。スピッツの『スーベニア』と同じでとても懐かしい。
「名もなき詩」
アンコール1曲目。
何の捻りのない1曲。サニーさんはアコーディオンを演奏。
「忙しい僕ら」
アンコール2曲目。
「どんなに今が居心地が良くても次に進まなくてはいけない」といったニュアンスの歌詞。
しんみりしたバラード。