荒吐19ピロウズに感謝を。

ピロウズアラバキの大トリ!
何としても行かなくてはならないということで2日通し券を購入。
ジムに通って、1か月前にはなぜかマラソン大会に出て
1日ずっと野外で生存する練習までしました。(ジムの囚人)
なかなか更新する機会が減ったけど、この日のことは残したので簡単に。

 

2019年4月28日(日) 
ARABAKI ROCK FEST.19
みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」
19:45-21:15 MICHINOKU STAGE
the pillows

【セットリスト】
1.アナザーモーニング
2.About A Rock’n’Roll Band
3.LITTLE BUSTERS
4.カーニバル
5.この世の果てまで
6.サードアイ
7.バビロン天使の詩
8.ガールフレンド
9.MY FOOT
10.ターミナル・ヘヴンズ・ロック
11.スケアクロウ
12.Funny Bunny
13.アンジェリーナ(原曲:佐野元春

EN1.ストレンジカメレオン
RN2.ハイブリッドレインボウ

 

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【1.アナザーモーニング】
「今日は新しい僕の誕生日なんだ。記念写真を撮り直すからおいでよ。素敵な思い出を映すロウソクは消さないで。生まれ変わる朝がきた。」
の弾き語りから始まるアレンジVER。想定出来る選曲だけど、この曲から始まるということは、そういうモードなのか、と事態を把握。


アナザーモーニング/the pillows

 

【2.About A Rock’n’Roll Band】
山中さわお「俺たちピロウズ、今年の9月に30周年を迎えるんだ。」「ロックンロールを覚えているか?」という山中さわおMCからスタート。
25周年アニバーサリーの時は、「(前略)佐野元春さん、ザ・コレクターズに感謝を。(趣旨)」と言葉を残して演奏した曲が、佐野元春ご本人を前に。


the pillows / About A Rock'n'Roll Band

 

【3.LITTLE BUSTERS】
「カモン、リトルバスターズ!
わー、セトリ前半のリトバス新鮮。
リトバスってライブでの頻度が絶妙だよね。ap bankのアウェーを思い出して、今日はこんなにたくさんお客さんがいるけど、みんなピロウズに興味がある人しかいないんだ、と感慨深くなる。

【4.カーニバル】
★ベース:関根詩織
ここで1人目のゲスト。ベース界のファイティングガールと紹介を受けて関根さんが登場。初アラバキにして、大トリゲスト参加ということで、たいへん声が震えている。とても緊張した関根さんがお祝いの言葉を述べてからリクエスト曲として「カーニバル」。久しぶりだな、2011年のホーンアゲインツアー振り?


カーニバル/the pillows

 

【5.この世の果てまで】
★ベース:関根詩織/ボーカル:佐々木 亮介
2人目のゲストは佐々木さん。若手にしてロックンロールを叫ぶ絶滅危惧種として紹介を受けて登場。「連れてってやるよ、この世の果てまで」と煽り方までトリビュート。さわお氏はコーラスさえせずに演奏に徹する。

 

【6.サードアイ】
★ベース:関根詩織/ボーカル:菅原卓郎
昨日トリを務めた男と紹介を受けて菅原卓る郎が登場。1人目のROCK AND SYMPATHYアーティスト。
選曲は、トリビュート盤とおり「インスタントミュージック」かと思ったら何と「サードアイ」。丁寧な歌唱が心に残った。
この曲は多分2013年のサマソニ(活動復帰ライブ)振りだったよ。人生2回目のサードアイ?
卓郎「13歳の時、ピロウズ聴いてバンドやろうと思った。」


サード アイ/the pillows

 

【7.バビロン天使の詩
★ベース:田淵智也
ピロウズをずっと愛してくれている、変な影響・悪い影響さえ受けている男」と紹介を受けて田淵が登場。
2人目のROCK AND SYMPATHYアーティスト。
田淵と山中さわおが握手してから、リクエスト曲として「バビロン天使の詩」を演奏。田淵、演奏のスタイルもトリビュート。目の錯覚でなければコーラスワークも担当。ところで、この曲も久しぶり。25周年ライブ振り。その前は新木場サンセット2011。この辺で、5年くらい演奏されてない曲がバコバコ来ることに気づく。

田淵「(ピロウズは僕にとって)バンドを長く続けているとこんな素敵があることを教えてくれる存在です。」


the pillows - バビロン天使の詩 (Official Video)

※久しぶりにPV観た(笑) 

 

【8.ガールフレンド】
★ベース:田淵智也/ボーカル:宮崎朝子
唯一の女性ゲストとして宮崎朝子。ステージに本物のバスターズが2人揃った。
宮崎さん「姉は、夜行バスでこのステージに立ち会ってます!」
あくまでバスターズ視点のMC。自分のバンドの時とは違って初々しくて楽しそう、、
著作権ごとあげたくなる位、本家より良い」と演奏されたのは「ガールフレンド」。「....1人じゃないぜ」の歌い方が朝子流で確かに原曲超えた感。もちろん、初聴きでした。


ガールフレンド/the pillows

 

【9.MY FOOT】
★ベース:田淵智也/ボーカル:ホリエアツシ
「彼とは長い付き合いになる。俺も去年はゲストとして参加したんだ。去年大トリを務めたバンド・ストレイテナー からホリエアツシ。」
2人目のSYNCHRONIZED ROCKERSアーティスト。
お酒を片手にお祝いしに来る姿は、確かに長い付き合いを象徴する。
「僕が出会った頃にたくさん聴いていた曲」として「MY FOOT」を演奏。王道の名曲だけど、ちょっと意外な選曲。嬉しいぞ。補足話によると、「MY FOOT」はピロウズとしてはストレイテナーに影響を受けて製作したらしい。
ホリエ「僕もこの(ピロウズ)の背中を見て歩いてきました。」

 

【10.ターミナル・ヘヴンズ・ロック】
★ベース:JIRO(GLAYTHE PREDATORS
JIROさんが「自慢の友人」として登場。GLAYプレデターズ共に未経験なので初見でした。2人目のSYNCHRONIZED ROCKERSアーティスト。
JIRO「俺がBUSTERSになって今年で20周年です。」
選曲はターミナルヘヴンズロック!


ターミナル・ヘヴンズ・ロック/the pillows

 

【11.スケアクロウ
さわお氏「1曲のためにスターが荒吐に来てくれた。」
ここでTERU氏の登場。GLAY2人揃うとオーラが違う。意外にMCが面白かったんだけど、そんな和やかなムードから演奏されたのは「スケアクロウ」。
スケアクロウは出会いの1曲だからイントロが流れた瞬間、当時を思い出す。新木場サンセット2011、25周年アニバーサリーに続く3回目。30周年でのセトリ入りを強く願う。


the pillows / スケアクロウ

 

【12.Funny Bunny】
何でオファー受けてくれたんだろうと笑いを取りつつも、とても緊張する山中さわお氏。
「僕が初めてロックのコンサートに行ったのはこの方でした。」
とても高級そうなギターを片手に佐野元春が登場。ご本人1人に対してスタッフ3人という手厚いサポート。
佐野元春さんは一切MC無し。そのままFunny Bunnyへ。
これまでの流れとおりゲストが1曲歌い上げると思いきや「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた」のサビでメインボーカルを山中さわお譲る佐野元春。「それはキミのことだよ」的なジェスチャーも交えているのを観て、こちらまで泣きそうになる。合唱など起きる余地もなく、ステージを見守るフロア。

歌詞は原曲とおりでした。


the pillows / Funny Bunny

 

【13.アンジェリーナ(佐野元春)】
本編最後がオリジナルじゃなくてゲストの楽曲ってどうなの?という声もありそうだけど、ピロウズを愛することは山中さわおを愛すること理論。
ロックを感じる演奏、さわおコーラスもナイスでした。
あらためて歌詞を振り返りと、さわお氏の世界観の根っこの一部を感じた。

この動画が当日アレンジに最も近かった↓


アンジェリーナ (LIVE) 佐野元春 & THE COYOTE BAND

※僕の中で「佐野元春」という方はNHKの番組で桜井和寿と対談した時の容姿
 が記憶に鮮明だったから、短髪になられていて驚いた

 

【EN1.ストレンジカメレオン】
山中さわおMC(要旨)
「10月17日(木)横浜アリーナでアニバーサリーライブがある。俺たちピロウズにとって特別な日になる。平日は仕事で都合が合わないという人は仕事をぜひ辞めて欲しい。」
「素敵なステージを用意してくれた荒吐、ゲスト出演してくれたアーティス、ありがとう。そして、観に来てくれたみんな、ありがとう。」
「じゃ、いこう」
と言葉を残して演奏スタート。10月17日(木)を前に演奏することに驚いた。
25周年ライブ・再現ライブは演奏されると分かってたけど、荒吐はそんなつもり一切無かったから、ほんとどうにかなっちゃうかと思った。


ストレンジカメレオン/the pillows

 

【EN.ハイブリッドレインボウ】
史上最高のハイブリッドレインボウでした。すさまじい熱量。間違いなく、荒吐ロックフェス2日間のクライマックス。
"ここは途中なんだって信じたい。"
"昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる"


ハイブリッドレインボウ/the pillows

 

★ ★ ★

荒吐19、決して快適とは言い張れない環境のフェスでした。
寒さ、雨。リアルな命題として「生存」。
でも、そういう不便の上に、ありえないくらい素晴らしいステージがありました。
それは、ピロウズに限らずです。
「過酷だから行かない」という選択肢はできる限りやめようと思いました。
逆に、行きやすいから行こうは軽率にやらないことも大切だなと感じた。

★ ★ ★

荒吐メモ

(1日目)
Drop's/ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)/古市コータロー/UNISON SQUARE GARDEN9mm parabellum bullet(15周年セッション)/カネコアヤノ

(2日目)
藤井隆大木温之The ピーズ)/ホリエアツシストレイテナー)/佐藤千亜妃あいみょんSHISHAMOthe pillows(30周年セッション)

 ※シャトルバスは東京から直で行くなら8時台がベター
 →そもそも昔の噂のように大混雑じゃなかったからもっと遅くても可?

※帰りはシャトルバス打ち切り頃(22:45)に乗ると待ち時間0分/所要時間45分で仙台駅へ(ストレスなし)

※体力的にフェス翌日観光はできないので夜行バスで直接東京も悪くない
 →シャトルバス行列からの解放/朝7時には家