2015年 振り返り作文(音楽)

悔しいけど今年のMVPはMr.Children。1年中振り回してくれた。彼らはもう終わったバンドだと決め付けていたから、こんな日が来るなんて夢のようだったよ。ゼップで彼らを観たことは一生忘れない。新譜『REFLECTION』は過去のアルバムと天秤にかけても1番好きかもってアルバム。もう25歳。いい歳してこんな気持ちになれるんなんて嬉しい。
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今年はスピッツもたくさん観た。彼らに対して年々尊いという感情が湧いてくる。変わらないために変わる、それがスピッツって認識。さすがに思いつきで北海道まで行ったのはやりすぎ?って思ったけど、雨降る日の暮れた野外で観るスピッツは最初で最後かも。インディゴ地平線の照明が特に素敵だった。ファンクラブツアーを中心に『スーベニア』の曲が多くて、それが堪らなかった。「邦楽は信仰」なんてよく言うけど、彼らくらいになると人生のBGM感がある。スピッツを観て何年たっても同じように感動できるのは、定期観測みたいな機能かも。
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ピロウズは相変わらず紆余曲折な道を歩んでる。ムーンダストツアーからどう舵を切るのかな?と思ってたけど、12月のロストマンツアーをみて一気に今後の動向が楽しみになった。「愛を知ると時に不自由さ だけどどうして愛を知りたい 手を繋いでいこうぜ そこに愛があるなら 汚れた街も抜け出せるはずさ 手を繋いでいこうぜ 」なんてホントさわおはズルい。
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ランクヘッドYUKIもよく観た。この2アーティストは嬉しいと寂しいの紙一重をうまく表現している。
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日比谷のランクヘッドも武道館のYUKIもそれぞれの世界観が凝縮されていた。YUKIは来年お休み?ランクヘッドはライブあるだろうからしっかり行こう。
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アジカンストレイテナーは今年になって初めてワンマンに行った。このタイミング?と言われそうだけど、どっちもずっしり腰を置いて音楽を鳴らしていて、吸い込まれる。
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アジカンの日本刀でザクザク切っていくようなさ表現にサウンドも、テナーの軸を変えずに色んな表情をみせてくれる音楽も、両方好き。
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武道館にもよく運んだ。いきものがかりYUKIパスピエと3回。3回って回数が多いのか少し疑問もあるけど、3回も行ったという意識になる。
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いきものがかりは来年ツアーあるだろうからしっかり見届けたい。

フェスは4月にビバロック。8月にロッキンと北海道。スピッツ関連は大阪と新木場。ワンマンとは違う楽しみ方をすっかり構築した。
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特にビバロックはトレンドのショールーム感があって、環境のよさもあって、かなり気に入ってる。方や、やっぱり好きなアーティストはワンマンだな!と思いつつもある。バランス良く、来年も楽しみたい。
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でも、あの野外で聴く感じが非日常的で好き。来年はとりあえずスピッツが大阪で野外イベントするだろうから、それに。
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今年は残すところ31日のCDJ
夏に引き続きバンプ楽しみ。

今年見れなかったのは、ユニゾンチャットモンチーオレンジレンジ。特にユニゾン武道館行けなかったのは今年のアンハッピーのトップだ。
小田和正も次のツアーは絶対に行きたい。

そして、何と言っても今年1番の音楽経験は東京ドームのポールマッカートニー。確実に、人生最初で最後の体験だった。音楽の集大成がこれなのかなと素直に思った。

来年も自分の興味と関心に従うように、信じるように、音楽を聴いたり、ライブを観たり、しよう。

20151126(Mr.Childrenの2マン)

Mr.Childrenの2マンLIVE』

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2015/11/26(木)@Zepp DiverCity

  • 01.未完
  • 02.リライト~ロックンロールは生きている
  • 03.REM
  • 04.FIGHT CLUB
  • 05.fantasy
  • 06.youthful days
  • 07.忘れ得ぬ人
  • 08.Sign
  • 09.掌
  • 10.終わりなき旅
  • 11.足音 〜Be Strong
  • 12.隔たり
  • 13.名もなき詩
  • 14.忙しい僕ら(新曲)

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たしかに目の前にミスチルがライブをしていて。
しかも、ただのロックバンドだった。

何の捻りもない、まっすぐなバンド。
ギターとベースとドラムが響く音楽。

ライブハウスで耳にするミスチルの爆音。

そのことに現実味を持てない不思議な体験だった。正直、今でもあまり実感がない。あんなに楽しかったのに、心はいじわるだなーなんて久しぶりに感じてる。

生きてるとこんな良いこともあるだなと思えるライブでした。

友とコーヒーと嘘と胃袋は次のツアーで絶対に演奏してくださいね?笑 

******************

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一切の映像演出はもちろん、オブジェもないシンプルなステージ。
暗転すると、機材だけが無機質に置かれたこのステージにメンバーが来た。

それはまるでスピッツみたいに、何の捻りのない、普通のロックバンドの姿だと思った。
桜井さんは早速エレキギターを持った。

「未完」
JENが大声でカウントを叫ぶ。
桜井さんがギターでリズムを刻んで
"さぁ 行こうか 常識という壁を越え"と決意表明のように、叫ぶように、歌う。
田原さんのギターも繊細にでも情熱的に鳴って、中川氏のしっかりとしたベースの音が響き渡る。
手拍子をしていたファンの人も自然に拳を突き上げる形に変わっていく。誰が煽ったわけでもなく、雰囲気がそうさせていた。
最後の「自由!自由!自由!」で照明がバーっと明るいくなって、とってもかっこいい。

「リライト~ロックンロールは生きてる」
そのままギターをかき鳴らしたままの桜井さんは
"消して リライトして くだらない超幻想 忘られぬ存在感を
起死回生 リライトして 意味のない想像も君を成す原動力
全身全霊をくれよ"
に続けて、ロックンロールは生きているを演奏。
サニーのアレンジするロックンロールは生きているは本当に好きなサウンド。

「REM」
とにかく今日のミスチルは叫ぶ。
この曲もサニーのアレンジが本当に好きで、原曲よりかっこいい。
本当にミスチルのライブなのか?と疑うような盛り上がり方。
手拍子じゃなくて拳を突き上げて飛び跳ねる。

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「fight club」
イントロのジャジャーンで照明が明るくなって、ギターを高々と持ち上げてフロアを煽るメンバー。
ライブハウスで聴くファイトクラブ、とっても似合ってた。
ギターソロもしっかり決まってました。

「fantasy」

スタジアムツアーやアリーナツアーのように明るくない、暗いfantasy。これだと思った。しっかりギターをプレイしながら演奏する桜井さんはじめメンバー。

「youthfull days」
擬態でもエソラでもマシュマロディでもなく、この曲をチョイスする今のミスチルへの信頼感。
この辺で初めてアジカンファン組が「あ!知っている!」というリアクション。

「忘れ得ぬ人」~「Sign」
REFLECTIONモードなミスチル。サニーのコーラスがしっかり聞こえてなおよし。
曲の繋ぎも綺麗。そのままSign。あまりライブでやらないからうれしい。

「掌」
ライブで聴くのは初めてかも?
スピッツ胎盤と同じで10年くらい前のシングル曲はやっぱりうれしい。

「終わりなき旅」
原曲通りの演奏。ライブハウスの爆音で聴く終わりなき旅。
曲の終わりに、メンバーが向かい合ってジャカジャカ音を鳴らす光景は
今見ても「あのミスチルが戻ってきた…」と思わざるを得なかった。

「足音」
終わりなき旅からそのまま足音。
さすがに貫禄がある。そしてとことんサウンドがかっこいい。

「隔たり」
本編ラスト。最後のこういう曲を持ってくるのがミスチルらしい。
signと同様、『I ? YOU』からの選曲。スピッツの『スーベニア』と同じでとても懐かしい。

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名もなき詩
アンコール1曲目。
何の捻りのない1曲。サニーさんはアコーディオンを演奏。


「忙しい僕ら」
アンコール2曲目。
「どんなに今が居心地が良くても次に進まなくてはいけない」といったニュアンスの歌詞。
しんみりしたバラード。

20151123(胎盤SPITZ)

2015/11/23(月・祝)

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⚫︎セットリスト
01.運命の人
02.バニーガール
03.けもの道
06.夢追い虫
07.叫べ(RADWIMPSカバー)
08.8823
09.メモリーズ・カスタム
10.魔法のコトバ

暗転して正面のモニターに「Spitz」の文字。
無音の真っ暗闇の中、ほぼラッドのファンで埋まった横浜アリーナから黄色い歓声が湧く。とにかく凄い歓声で、でもお客さんの殆どはメンバーの名前が分からない。キャーとかヤバイとかマジでスピッツだ、アレがスピッツ?と終始ザワザワ。後ろにいた学生っぽい4人組は、「(いっせーのーせ!)スピッツー!!!」と連呼していた。

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マサムネがアコギを持って後ろを向くと、もはや馴染みのある打ち込みがスタート。

「運命の人」
イントロの段階ではキョトンな会場。「バスの揺れ方で人生の意味が分かった日曜日」の歌い出しで大きな拍手とドヨメキが起きる。1番のサビが終わったところと、「神様 君となら...」のところでは、我慢できない会場から「イエーイ!」といった喝采と拍手。すでに隣にいた全身ラッドグッズをまとった女性が泣き崩れていて、何となくこちらまでジーンとなる。運命の人スタートのライブなんてこの先あるかな?嬉しい。

「バニーガール」
マサムネ氏がエレキギターへチェンジ。武道館振りのバニーガール。この辺で、あ、今日は春夏イベントのセトリを継承しつつもこの日のためのマイナーチェンジがあるんだなと思った。
\いいなー/\いいなー/の掛け声の少なさで確信する圧倒的なアウェー感。サビ前のキメも完璧でした。

「けもの道」
ベースソロなしの原曲通りは逆に新鮮。
バニガと違い、予習してきただろうラッドファンの反応が良い。
「横浜の日の出」は前々回のゴースカ@横浜ブリッツ振りかな?

マサムネ氏がリッケンバッカーにギターチェンジ。本当に局地的に(次は空も飛べるはずだと)盛り上がる。
オファーへの感謝といつも通りやります宣言をしてからの空も飛べるはず。全然いつも通りじゃないからね!チェリーじゃなくて空も飛べるはず
さすが3大名曲。凄まじいリアクション。後ろの方でうおおおおおおおお!という男性の奇声が聞こえて和んだ。

ここがサービスタイムであることを察する。空も飛べるはずに負けないドヨメキ。
中高生時代にラッドブームを通過した層からすると堪らないよね。あいのり主題歌。
ところでこの曲、亀の恩返し振りの演奏。スターゲイザー、こんなに代表曲なのに滅多に演奏してくれない。実はなかなか出くわさない1曲。最後のサビのところの高揚感が堪らない。

「夢追い虫」
スターゲイザーの拍手も落ち着かぬままに重圧なサウンドが響き渡る。
怒涛の大ヒットシングル祭り。
"笑ったり泣いたり当たり前の生活を2人で過ごせば羽も生える 最高だね" という歌詞、RADWIMPSとの対バンにピッタリの世界観。
夢追い虫、やっぱりカッコいいなぁ。

「叫べ」
RADWIMPS カバー
※オリジナル音源は『アルトコロニーの定理』収録


「まだ人前でやったことない曲やります」というMCの後に演奏。あー!ズルい!こんなのズルいよ!
スピッツの初期の作品に収録されててもおかしくないような感じ。完全にモノにしてた。選曲が少しだけマニアックで、しかし『アルトコロニーの定義』からで、いろいろビックリした。ないと思うけど、音源化されたりしたら嬉しい。
マサムネ氏は、夏にインディゴ地平線で使ってた白のギターでザクザクリズム刻んでた。ギターソロはテツヤ氏。

「8823」
青の照明が広がる。いつも通りやりたい放題の田村氏。大サビ前になんか食べてた(笑)この日は完全に弾くのをやめてる時間が多くて、幸せそうにしてたね。
感想のマサムネパートはいつもより雑な感じで、荒々しくって良かった。

「メモリーズ・カスタム」
緑の照明。こういうカッコいい路線で攻めてくれるの本当に嬉しい。崎山氏のドラムが炸裂してて、いつも通り破茶滅茶に見えて完璧な演奏にもはや関心さえする。

「魔法のコトバ」
黄色い照明。この曲でお別れ。さすがハチクロ主題歌は、知名度がある。おおおお!という歓声に包まれて演奏スタート。今年は魔法のコトバ結構ライブでやったね、としんみり。20代半ば世代にはスターゲイザーと同じで魔法のコトバも誰でも知ってるような感じ。

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その後、RADWIMPS のアクト。野田氏が本編でチェリーを弾き語り。このチェリーが、サビの「気"が"したよ」のイントネーションがマサムネliveバージョンのそれと同じで、いっぱい聴いてるんだろうなぁと思った。丁寧なカバーで魅力的だった。
アンコールでは、スピッツ×ラッドの計8人で「スパイダー」を披露。マサムネ氏と野田氏のハモりは完璧だし、ベース組は兄弟か?っていう仲の良さ。田村がラッドTシャツ、武田氏スピッツTシャツを着用してお互いに見せ合うという(笑)
アウトロも圧巻。野田氏は、おもむろにピアノに向かい、ジャカジャカと鍵盤を叩き始める。このひと、わかってる。

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RADWIMPS の10周年を記念した胎盤


とても興味があった。理由は簡単で、RADWIMPS を観てみたかったから。高校生の頃、ブームの真っ只中で、彼らの音楽を磨り減るように聴いてた。「1」はもちろん、メジャーデビューした後も。でも、ライブに行く機会はなくって、そんなこんなしてるうちにもう10年の月日が経ってた。
ゲストアクトがスピッツだと知って、偶然のような、必然のような、何かを感じた。ダサい言葉を使うと。
ラッドのメンバーがスピッツ好きってことはもちろん知ってたし、ラッドとスピッツって違うことしてるけど、似てるんだよね。
ラッドは新譜が出たらとりあえず聴くぐらいのテーブルには乗ってたけど、10年前のような狂ったような忠誠心というかファン心はなかったから、少し心配なところもあった。でも、始まったらただただ楽しいだけで、本当に11/23という日があって良いと思った。また、"追っていきたい"と思った。「夢見月に何想ふ」特に嬉しかったね。ラッドの感想もしっかり書きたい。

20151118(YUKI武道館)

2015年11月18日(水)
17:30 / 18:30
YUKI LIVE dance in a circle ’15』

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【セットリスト】
1.プリズム
2.ロックンロールスター
3.ふがいないや
4.JOY
5.誘惑してくれ
6.好きってなんだろう...涙
7.キスをしようよ
8.ハローグッバイ
9.tonight
10.愛に生きて
11.COSMIC BOX
12.ドラマチック ※
13.Home Sweet Home
14.ハミングバード
15.ひみつ
16.恋愛模様
17.Hello!
18.星屑サンセット
19.Night & Day ※
20.ランデヴー
21.ワンダーライン
22.鳴いてる怪獣
23.歓びの種
24.WAGON

※10/4(日)初日・幕張公演は
ドラマチック
Night & Day
ではなく
STARMANN
ミス・イエスタデイ

内から外で広がっていくような、開放感のあるツアーだった。このツアーを持って、『fly』リリースから始まった一連のストーリーも完結したように思う。

選曲はベストツアーのような感じ。
キーボードに浦清英さんがいるから、構成も素晴らしい。曲の繋ぎがズルいくらいワクワクする。好きってなんだろう...涙〜キスをしようよ は特にズルい。
後半はオーケストラを盛り込んだ豪華編成。こちらは色々なアレンジにトライしてた。
相変わらずアンコールはなしの、3部構成でした。

ロックンロールスターや愛に生きてといった初期の曲たちが演奏されると、やっぱり嬉しい。
ドラマチック、星屑サンセット、ミス・イエスタデイ、恋愛模様辺りが演奏されたのは浦さんマジックとしか思えない。


時間軸を戻して、昨年発売されたYUKIの新譜『fly』の話をします。

この作品、とことんディープでドメスティックだった。ダンスミュージックなどをオマージュした耳当たりの良いYUKIサウンドに、内省的な歌詞が落とし込まれた不思議な世界観。人によっては、なんか掴み所がない、気持ちが悪い、と思った人もいるかも。

(今回のアリーナツアーを前に行われた)新譜『fly』レコ発ホールツアーは、もちろんこの世界観を全開に表現していた。深海にいるような空気を含んだ内容。

ホールツアーとアリーナツアーは、対照的なライブになっていて、そこがとても興味深かった。対照的だけど、2つを繋ぐと、『fly』の、『fly』を作ったYUKIの世界観を紐解ける気がした。
具体的に言うと、ホールツアーはどんどん下に落ちていくような感覚。アリーナツアーはぐんぐん昇華していくような感覚。

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「相反する対照的な2つの感情は、隣り合わせ」というのが、一貫したYUKIの世界観だと思う。
その点『fly』のジャケットは、沈んでいるようで浮いている、浮いているようで沈んでる、巧妙な表現されてるなと感心するわけです。

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武道館で最後に演奏されたWAGONの
「闇でこそ光は輝いた」
という歌詞を聴いて、とても腑に落ちたというか、そうだよな、核心をついてるな、と思った。

最後の「あたなの永遠の真夜中の恋人、YUKIでした。」っていう自己紹介がとても和んだ。

しばらくライブでお見かけする機会はないだろうし、つぎにどんな作品を出すのか、全く想像できないけど、この先も楽しみ。


20150912

シリーズどうでも良い1日。

実家が内装の一部をリフォームすることになった。建物は経年劣化しているし、父親の生み出せるキャッシュにも終わりが見えているし、やるなら今かなと何となく同意した。

とは言うものの
お金なんて本当に無限にないんだよ?この家の残存考えたら無駄じゃね?とさすがに思う。この件について水をさそうかと思ったけど、話をきいたところかなり現実的な線引きをしていて、本当にごく一部の区画を"プチ"リフォームするくらいの話だったので、そこには安心をした。

そんなことで、リフォームするにあたりマイハウスメーカーに現場調査してもらい建築図面にレイアウトを落として見積もり取る等することになった。
僕は(一人暮らしのため)、リフォームの恩恵を受ける身ではないんだけれど、いろいろ立ち会って欲しいということだったので、その一連のフローに少し顔を出すことになった。それに、仕事的にも全く関わりがゼロではなかったりで興味があったりしたので楽しみにしていた。(親としても着眼点に明るいことを期待したのだろう)

というわけで、みなとみらいのモデルルームへ足を運んだ。前日は恵比寿で深夜3時くらいまで豪遊していので少し辛い。

話自体は、営業担当者が(主に母から)吸い上げた意見を咀嚼して実行プランに変換、建設的にアウプットにしようとしていて、うまくいく予感のある感じでお開きとなった。こういう仕事をされてる方はいかに相手の意図を汲み取るかに長けてるんだろうなぁと思った。


問題は理想のリフォームアフター後のイメージ通りにすることや予算内に収めることではなく、リフォーム前の断捨離とリフォーム中の生活だなと課題はもっと別のところにあることを知る。

帰宅して夕ご飯として栗ご飯を作る。秋を堪能したいので秋刀魚を焼く。みそ汁もしっかり作る。実家だと環境が整っているから料理が捗る。全く料理は得意ではなく、クックパッドみながらというレベルだけれども、これだけキッチン広くて時間があると料理もさすがに楽しい。もちろん毎日は出来ないな。

YUKIのチケットを発見してお風呂た入って、はい。お疲れ様でした。
この時間はすっかり秋めいてて風が気持ちいい。秋は好きです。
明日も横浜。

20150906(ミスチル日産ネタバレ)

先週はミスチルのワンマンを観に行った。
場所は、地元・日産スタジアム。部活をやっていた時代は
練習場所であり、記録会・大会の会場だった日産でライブなんて新鮮だなーと
思いつつ当日を迎えた。
意外に日産でライブは今回が初でした。

日が経ったのでざっくりな内容だけど、文字にしておきます。


Mr.Children Stadium Tour 2015
2015/9/5,6@日産スタジアム

≪セットリスト≫

01.未完(『REFLECTION』2015年)
02.擬態(『SENSE』2010年)
03.ニシエヒガシエ(『DISCOVERY』1999年)
04.光の射す方へ(『DISCOVERY』1999年)
05.CHILDREN’S WORLD (『EVERYTHING』1992年)
06.運命(『REFLECTION』2015年)
07.FIGHT CLUB(『REFLECTION』2015年)
08.斜陽(『REFLECTION』2015年)
09.I Can Make It(『REFLECTION』2015年)
10.忘れ得ぬ人(『REFLECTION』2015年)
11.and I love you(『I ? U』(アイ ラブ ユー)2005年)
12.タガタメ(『シフクノオト』2004年)
13.蜘蛛の糸(『REFLECTION』2015年)
14.REM(『REFLECTION』2015年)
15.WALTZ(『REFLECTION』2015年)
16.フェイク(『HOME』2007年)
17.ALIVE(『BOLERO』1997年)
18.進化論(『REFLECTION』2015年)
19.終わりなき旅(『DISCOVERY』1999年)
20.幻聴(『REFLECTION』2015年)
21.足音~Be Strong (『REFLECTION』2015年)

En1.I wanna be there (『REFLECTION』2015年)

En2.overture(『IT'S A WONDERFUL WORLD』2002年)
En3.蘇生(『IT'S A WONDERFUL WORLD』2002年)
En4.fantasy(『REFLECTION』2015年)
En5.Tomorrow never knows(『BOLERO』1997年)
En6.innocent world(『BOLERO』1997年)
En7.Starting Over(『REFLECTION』2015年)
※最高に偏った選曲に感謝(笑)

 

 

オープニング映像は「羽根」をモチーフにした話。
「一枚の羽根がある。この羽根は撃ち落とされて死んだ鳥のものかもしれない。あるいは、今まさに羽ばたいて行った鳥の羽根かもしれない。」
物事の二面性や捉え方への問いかけのような感じ。真面目に観てる人もいれば、ガヤガヤしている人もいる。しばらくすると、メンバーが入場。4人に加えてサニーも。
桜井氏がエレキギターを手に持つ。

ドラムのカウントを始めて1曲目「未完」

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決意表明の1曲。もう言うことなしです。
『さあユニホームを脱いで自由を手にしたらいい / 自分が誰よりちゃんとわかってる 胸の中の約束の場所を』

2曲目は『SENSE』(2010年)から「擬態」
サニーのアレンジは原曲に忠実で、とても心地の良い音楽だった。

そして『DISCOVERY』(1999年)から
4ニシエヒガシエ5「光の射す方へ」を乱発
どっちも特攻を使った演出がスタジアムにぴったり。
特に、「光の射す方へ」の映像がとても素敵だった。光の点がワ―っと下から上に向けった沸きあがって大サビに向かっていく。
光の射す方へはずっと聴きたかったから嬉しかったー!夏休みのある小学校時代に(ry

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ここでMCを挟んで『EVERYTHING』(1992年)から6「CHILDREN'S WORLD」
もー!今日は最高だー!と満足に達した瞬間。
ベースもギターもあの音源のまま!最後のチューチューコールも健在
桜井氏が「仲間を増やすぞおおおおおお」「こおおおおおい!」「チューチューチュー...」をかなりやりたい放題にやってて今がとても楽しそうで何より。

新曲お披露目ゾーン
6.運命
7.FIGHT CLUB
8.斜陽
9.I Can Make It

映画とかアリーナツアーのそれと同じ。
夏×野外×運命に死角なし!

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FIGHT CLUBはやっぱり好き。バンプっぽい(笑)
『「若かった」で片付けたくないくらいこの胸の中でキラキラ輝いてる大事な宝物』

サブステージコーナー
10.忘れ得ぬ人
11.and I love you
12.タガタメ

日清カップヌードル「NO BORDER」 少年篇(and I love you)

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日清カップヌードル「NO BORDER」 希望篇(タガタメ)

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この2曲を並べてきたのは本当に驚いたし、懐かしい。何よりこの選曲ができて、しっかりと音楽を伝えられる今のミスチルに感無量。
サブステージながら最も重いパートかもしれない。

新曲お披露目ゾーン②
13.蜘蛛の糸
14.REM
15.WALTZ
ここも映画・アリーナツアーと同じ流れ。
「REM」はサニーのアレンジVERで再音源化していただきたい。

まだまだ暗い曲が続きます。
16.フェイク
17.ALIVE

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終盤のこの感じ、ミスチルのワンマンって感じ。
またもやトマト00年代中盤からの選曲で「フェイク」は大盛り上がり。

「ALIVE」って選曲は意外すぎて嬉しかった。
モノクロの世界が色づいていく演出。

このままラストスパートへ。
18.進化論
19.終わりなき旅
20.幻聴
21.足音~Be Strong

「幻聴」の時のブルーの照明が本当にウルってくるんだよね。
『僕は手に入れたんだ 遮る物のない 果てなく広がる世界』

足音は、本当にライブで聴くと化ける。

アンコールもボリュームたっぷりです。
「I wanna be there」は絶対やる!!と念じていたから叶って良かった。
『いちばんタフな靴を選んで
 また 装飾のない服を着て
 音楽は俺の頭の中で鳴らしてく』
桜井氏のギターソロもかっこよくキマッてた。


次に演奏された「蘇生」もかなり涙ものだった。
アリーナツアーの「Everything (It's you) 」と同じで、過去の曲に今の桜井氏は救われているのかなってまた思った。

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『叶いもしない夢を見るのは もう止めにすることにしたんだから
 今度はこのさえない現実を 夢みたいに塗り替えればいいさ』
『そうだ まだやりかけの未来がある』

そして突然始まるTomorrow never knows(笑)
さすがに大歓声。サニーの間奏が聴けて嬉しい。

そして「Mr.Childrenの歴史と情熱を全部込めてこの曲を」と言葉を残して
「innocent world」

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最後に、オープニングと同じ「羽根」をモチーフにした映像を投影。
「私たちは何かを知っているようで何も知っていない。」
(鳥は撃ち落とされて死んだのかも今まさ羽ばたいて行ったのかも分からない)
といったニュアンスのメッセージを残して
「Starting Over」を演奏して終演。

 

前回のアリーナツアーでミスチル復活したって確信したんだけど、その復活したミスチルをスタジアムでもみることができた。

「安心して観られる」と思うし、演奏する曲にとても説得力があるし、チープじゃない。

アリーナツアーは最近の曲が多めで、何かを伝えるというよりかは、様子見のようなニュアンスが少し垣間見れた気もしたんだけど、今回は自信たっぷりのステージで、伝えたいことをやりたいようにやり切っていたように感じた。

もちろん、サウンドの面もアリーナ同様言うことなし。最高のサポート体制だし、メンバーの演奏も生き生きしてる。

レコ発前にまたツアーとかして欲しいなー。

想像以上に感動してファンクラブ再入会しました。

20150718(JOIN ALIVE SPITZネタばれ)

実家に帰った時(6月)、久しぶりに餃子を作ってのんびりしていたんだけど、7月3連休やることないことに気づく。

で、その場で衝動的に航空券をネットで買い、参戦することにしました。

スピッツ強化年間ということにしておきます。

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2015.08.18(土)
JOIN ALIVE@北海道・岩見沢

19:20-20:15
スピッツ@ROSE STAGE

【セットリスト】

01.恋する凡人
02.メモリーズ・カスタム
03.涙がキラリ☆
04.ありふれた人生
05.インディゴ地平線
06.チェリー
07.あなたに会えてよかった
 (作詞・唄:小泉今日子/作曲・編曲:小林武史
08.8823
09.野生のポルカ
10.運命の人
11.けもの道

いつも通りメンバーはフラッとステージに現れた。
「え、あれメンバーじゃない?」「あれが、草野さんだよね?」
その所作が、スピッツを初めて観る人たちにとっては逆に印象的に残っていたよう。

最近はマサムネ氏が1曲目からエレキギターというのが多い。
1曲目は「恋する凡人」。雨が降ってるから狙ったかのようなお似合いの幕開け(笑)
そのまま急いでギターをチェンジして「メモリーズ・カスタム」。
かなりイケイケの出だし、田村氏は既に暴走。

3曲目は「涙がキラリ☆」。100%夏イベントしかやらないから何回やってもオーケーです。
しかしいつもと違うのはマサムネ氏がハンドマイクで唄いステージ前方を歩きまわる点。わりと驚く(笑)それでもイントロ等ギター弾くところになると、マイクをスタンドに戻してギターをかき鳴らすあたりお利口さん。
ギターを抱えたままハンドマイクで唄う涙がキラリ☆は今夏のある意味注目ポイントかも←


ここでMC。北海道のフェスは久しぶりだからめっちゃ嬉しいとコメント。

4曲目はマサムネ氏がアコギ。崎山氏のカウントの雰囲気から曲が全く見当がつかない。
想像もしない曲のイントロが流れて一部的に悲鳴が上がる。
「ありふれた人生」。あまったれツアーでやってくれてなかったから嬉しい。
ビバラ・ゴースカに続いてスーベニア推しでとても嬉しい。
緊張のあまりか、肝心なイントロのアコギをミスるマサムネ(笑)
間奏のストリングはテツヤ氏のギターソロ。100点。

マサムネ氏ギターチェンジ・白いギター。本当に見覚えが一切ない。
何だろうと悩んでいると「インディゴ地平線」が演奏された。
※ここで北海道までいたきたことへの達成感を得るw
アルバム『インディゴ地平線』の曲はもともと着色が少ないのにライブではまた違った顔を魅せるから面白い。
そのままインディゴモード、「チェリー」。
これは読んでる方に問いたいんだけど、チェリーのライブアレンジ変わった?
ライブ版のアレンジってさざなみカスタムのそれだと認識していたんだけど、JOIN ALIVEでは原曲にアレンジよせてきたんだよね。多サビのサックスとか、ク―ジ―がキーボードで叩いてるの。とても新鮮だったよ。

次はカバー。小泉今日子×小林武史「あなたに会えてよかった」
ミスチルも聴いてるから気になるだけなのか、最近のカバーって小林サウンド多い?w

最後は盛り上げゾーン(長め)。
まずは、8823→野生のポルカ
田村氏は焼き鳥を曲中に頬張る(笑)
野生のポルカは藤枝組がずっと何か叫んでて、割りと新しい光景。

いつも平然な感じのク―ジ―が今日はとても跳ねてる。ク―ジ―が跳ねてるっていうとは?wって思われそうだけど、キーボート叩きながらかなりエキサイティングしてました。あ
田村氏はap bank 12振りにペットボトルの水を被る!(俺の参戦したライブの中では)

「運命の人」。好きな曲だから何回やってもオーケー。
スピッツ初めて組の人からは「バスの~」で「うおおおお」っと歓声。

これで終わりか?と思いきや、マサムネ氏ギターチェンジ。
最後は、「けもの道」。最近前半でやるから締めが「けもの道」ってたまには良いね。

 

野外で、かつ最後の方は豪雨という今後ないだろうシチュエーション。
メンバーもかなり気合入ってた感じしたし、満足の遠征でした。