04/07(日)Mr.Children「an imitation blood orange tour」に行った
4月、ミスチルのライブに行った。
今さらと思うところはあるけど、文字にしておきたい。
正確にいうと、下書きしておいたけど公開するのを忘れていただけです(笑)
正直なところ、まったく行く予定もテンションもないライブだった。
最たる理由は、新譜『 [(an imitation) blood orange]』が不完全燃焼なアルバムだと感じ、それを契機にモチベーションが一気に落ちたからだ。
地元、横浜アリーナ公演ということもあり、何となく最後まで諦めずにいたら、当日券を手に入れることができた。
[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2012/11/28
- メディア: CD
- 購入: 20人 クリック: 517回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
しかし、結論をいうと、本当に楽しむことができた。
良いライブだった。
セトリは下記の通り
***************
1.過去と未来と交信する男
2.LOVEはじめました
3.Worlds end
4.NOT FOUND
5.花言葉
6.やわらかい風
7.抱きしめたい
8.Surrender
9.Pink~奇妙な夢
10.常套句
11.CENTER OF UNIVERSE
12.擬態
13.fanfare
14.イミテーションの木
15.Pieces
16.Happy Song
17.hypnosis
18.End of the day
19.innocent world
20.エソラ
21.Marshmallow day
【ENCORE】
22.天頂バス
23.HERO
24.祈り ~涙の軌道
***************
1曲目における過度な演出(イリュージョン)こそいかがと思ったが、それ以外は普通の「ライブ」だった。
特に、「NOT FOUND」「花言葉」「やわらかい風」「抱きしめたい」「Surrender」「Pink~奇妙な夢」にみせる独特な雰囲気は、これぞMr.Childrenと思わざるを得なかった。
「NOT FOUND」は公演中止になったSENSEアリーナTOURで観そびれていたので、本当に感激した。
NOT FOUND - Mr.Children - Tour 2011 SENSE - YouTube
半音下げ・アコギなしという地に足着いた今のサポート体制に対応したアレンジは、衰えているどころか、リリース当時よりメッセージ性を富んでいると感じる。
あぁ 何処まで行けば辿り着けるのだろう?
目の前に積まれた この絶望と希望
「花言葉」「やわらかい風」という心地の良い流れも堪らなかった。
原曲に忠実に、かつ今のサウンドで放たれる音は、想像以上に心に届いた。
世知辛い時代だとアナウンスされてるけど
君と過ごした時間があるから 僕は恵まれているって言える
「Surrender」「Pink~奇妙な夢」という強烈なパンチにも不意打ちで驚く。
そして、「Surrender」では田原さんのコーラスを耳にできるというサプライズ(笑)
むしろ、桜井さんの声を潰していて。
この通り、本編前半は僕は彼らの魅力のひとつだと感じる独特の世界観が堂々と醸し出されていた。
本編後半は、「新譜お披露目会」的な感じ。
それに追加して「現代のミスチルタイム」といったところだ。
陳腐な表現になるけど、ロックな盛り上げ曲はないのかと思うところもあった。
でも、「Marshmallow day」はすっかり定番化しそうな勢い。
キーが高いのが気がかりだけど。
そして、アンコール1曲目では「天頂バス」という嬉しい選曲があった。
天頂バス Mr.Children LIVE - YouTube
望んでいれば いつまででも成長期
ずっとチャレンジャーで いてぇ訳じゃないんだ
ベルト奪いに行くぞ
歌詞の通りにスタンスを貫いてくれたら嬉しいです。
この距離感を楽しみつつ今後も応援したい。