【ネタバレあり】SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50” に行った

8/12(土) さぬき市野外音楽広場テアトロン
8/19(土) 日本武道館
8/23(水) 横浜アリーナ
8/24(木) 横浜アリーナ
と狂ったように4公演に足を運んだ。
8月の開催、愛のある日程、これは呼ばれてるしかないと思ったのでした。

 

初めての人も、いつもの人も、みんなを取り込む、スピッツとしては革命的なアリーナツアーの名にふさわしいライブだった。

 

 

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2017.08.12(土)
SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”
さぬき市野外音楽広場テアトロン香川県

  1. 醒めない
  2. 8823
  3. 涙がキラリ☆
  4. ヒバリのこころ
  5. ヘビーメロウ
  6. 冷たい頬(8/24横アリ スカーレット)
  7. 君が思い出になる前に
  8. チェリー
  9. さらさら (8/19武道館 スターゲイザー
  10. 惑星のかけら
  11. モリーズ・カスタム
  12. 波のり(8/23横アリ エスカルゴ)
  13. ロビンソン
  14. 猫になりたい
  15. 夜を駆ける
  16. 夢追い虫(8/23横アリ 日なたの窓に憧れて
  17. 正夢
  18. 運命の人
  19. 恋する凡人
  20. けもの道
  21. 俺のすべて
  22. 1987→

アンコール

  1. 恋のうた
    (8/19武道館 SJ 8/23横アリ ハチの針 8/24横アリ 歌ウサギ)
  2. 君は太陽
    8/19武道館 君は太陽 8/23横アリ 恋のうた 8/24横アリ スパイダー

テアトロンは貴重な野外単独公演。
他公演と演出も異なり、そこの違いも楽しめた。
具体的に言うと、花吹雪も舞わないし、映像スクリーンもなし。
その代わりに、一面に広がる自然が素晴らしかった。

あの日、あの空間はスピッツだけの存在していて
あの瞬間に立ちあえて本当に良かったなとしみじみ感じる。
開場した瞬間から、あー今日は素晴らしい日になるって思ったし、スタッフも遂にここまできたぜ~!という良い意味の達成感が漂っていて、あんな空間もう一生ないんじゃないかってくらいスピッツだけの非日常だった。

何も遮るものなく広がる空とずっと広がる海。

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テアトロン2日目のお客さんは皆さま用意周到
前日の情報をキャッチして早め早めの行動だったのか開演時間にはほぼ全員が着席状態でした。

前説を経て、メンバー登場。
テツヤのギターがゴールドトップであることを認識、すでに満足。

 

♪醒めない
♪8823
涙がキラリ☆

最新アルバムの1曲目を配置してくるのかっこいいね。
そのまま 8823と続く流れはツアー2010的で良かった。
個人的には、8823はラストより前半配置の方がしっくりくるかも。
ap bankと同じ(基準がap笑)そのまま♪涙がキラリって流れは何回目でも飽きないですね。

ヒバリのこころ

ヒバリのこころって絶妙な演奏率だよね。毎回、やった!ってなる。
デビュー曲を変わらず演奏できるバンドは健全です。

 

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♪冷たい頬(スカーレット)
♪君が思い出になる前に

このゾーンで、今回のツアーはシングル祭りになるんだなって思った。
このことは大歓迎だったし、そもそもスピッツのライブってシングル演奏少な目だからうれしかった。
冷たい頬のバックは とげまるツアーのような黄色をベースにした街の描写でした。
ついでに、横アリで遭遇したスカーレットはずっと聴きたいと思っていた曲だから静かにガッツポーズ。

 

♪チェリー
♪さらさら(スターゲイザー

ここ最近は一周回ってライブで聴くチェリーがとても楽しい。全く飽きない。
クージーのサポートワーク、Cメロはアルバムverを踏襲していたけど、大サビはまた異なったプレイだったように記憶している。真相は映像作品で確認を。
さらさらは、もう演奏されない曲だと勝手に思っていたから驚いた。アルバム小さな生き物の中でも圧倒的な存在感。白の証明で突き刺すテアトロンの証明美術は本当に素晴らしかった。アリーナ公演のモニターも世界観をよく表現していたと思う。
スターゲイザーとの日替わり。参加した公演でかなり印象が変わりそう。

 

♪惑星のかけら
♪メモリーズ・カスタム
♪波のり(8/23横アリ エスカルゴ)

このゾーンは楽しい・ワクワクの結晶でした。
ドラムからピックスクラッチで盛大に始まる惑星のかけら。10年以上演奏される日を待っていたのだよ。ツインギターも見事に決まっていたね。そう、このゾーンはギターソロがキレッキレ。
今回のメモカスの何が楽しいかって、あのイントロがあったことです。え、もしかして、カスタムしないの?と。でも、そこは安定のカスタムで、だよねー!っていう一連の掌で転がされている感じが好き(笑)
そんなこんなでいると、聞き覚えのあるイントロが。え、波のり。100点です。
横アリだけ、エスカルゴだった。これはこれで、楽しい。全力で空気を殴る。

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♪ロビンソン
♪猫になりたい
♪楓

本日の3大名曲 2曲目はロビンソン。さざなみカスタムと比較するとギターの音が大きくなったのかもなど思いました。真相は映像作品で。
人気なのか、不人気なのか、もはや分からなくなった猫になりたい(笑)楽観も悲観もなく、今のバンドで演奏すると、力強くて良いね。
楓は、醒めないツアーでもやったから外れるかと思いきや、今回も演奏。テアトロンと武道館だったかな?イントロで大きな拍手が流れたのは印象的だった。

この3曲あたりでテアトロンは日が沈む時間帯に。
ツアーだからそこまで狙ってないと思うんだけど、演奏曲とロケーションが抜群だったよ。永遠に心に刻むんだ.....

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♪夜を駆ける

テアトロンでは、完全に日の沈んだロケーション。真っ暗の中に照明が突き刺すのがかっこよかった。
横アリ2日目の田村がアウトロで原曲を全く無視したフレーズを弾き始めて、鳥肌がたった。あれは何だったんだ、かっこよかったよ。
結論、かっこよかった。

 

夢追い虫(8/23横アリ 日なたの窓に憧れて
♪正夢

夢追い虫 or 日なたの窓に憧れて という究極の2択。
ここも、どっちの公演にいったかで、印象が変わるような。

"ライブハウス武道館"の夢追い虫はロックで良かったし、テアトロン夢追い虫は横浜サンセットを思い出したよ。
一方、横アリの日なた~は、グイグイ盛り上がっていくような感じ。正夢との繋ぎが最高だった。
正夢は大好きな曲だから、また聴けて感激です。

ところで、紙吹雪の演出は意見が分かれそう(笑)
テアトロンでは照明1本勝負だけだった正夢。武道館でモニターに何かが落ちる映像が流れて、さらに紙吹雪の落ちる。武道館では前から5列目で、目の前に集中しすぎて、味方によっては笑る要素を拾えなかったでも、横アリで遠くから見たら、たしかにシュールに感じこともあるかもしれないと理解。

正夢はPVでもスーパーボールが落ちるんだよね。何かが上から落ちるというアプローチが一貫していて、正夢狂としては感激のポイントだった。

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♪運命の人
♪恋する凡人

安定のap bnakと同じ流れ(基準がap)。運命の人の映像はどうしたものかと思ったけど、晴れて望み通り投げたボールが向こう岸に届いたイメージをアウトプットしているものだと勝手に解釈しています。(運命の人狂) 

 

♪けもの道
♪俺のすべて
♪1987→

このゾーンは楽しくて、泣けて、楽しかった。
まず、けもの道、俺のすべてという古典的な流れ。
俺のすべてでスタッフ総出で盛り上がったのが楽しかった。(横アリは不明)
特に、自分の中でツアー初日だったテアトロンが印象深い。


とにかく田村が自由だった。テアトロンではベースを捨てて、客席まで乱入、ステージでひたすら空気を殴る。日本武道館では、暴れるスペースがないためか、久しぶりにベースの弦を3本ちぎる。間近で見るのは初めてだったから、かなり興奮した。

そのまま始まったドラムソロ100点
1987→、ちゃんと演奏してくれた喜びもつかの間、一瞬も目を逃せないステージにひたすら空気を殴って釘づけに。ライブの定番になってほしい。
あっという間に本編終了。

 

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♪恋のうた(8/19武道館 SJ 8/23横アリ ハチの針 8/24横アリ 歌ウサギ)

スピッツのアンコールはギャンブル。

テアトロンでは夕焼け兄弟を狙ってか、恋のうた。

武道館ではSJ、これめっちゃ良かった。

横アリ1日目は、ハチの針。1番盛り上がったかも?
拍手を煽るスタッフを完全に無視して空気を殴る1万人。

横アリ2日目は、歌ウサギ。これを固定にしないスピッツは兎じゃなくて鬼だよ(笑)

 

 

君は太陽8/19武道館 君は太陽 8/23横アリ 恋のうた 8/24横アリ スパイダー

君は太陽、正直忘れてたけど、とても良い曲だった。
ツアー2010で初披露された時からワイパー定着したね。

 

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 *******************

 

さて、今回のツアー、"前説"が新鮮でした。
あのようなことは後にも先にもきっとないでしょう。
中でも、テアトロンで担当したデューク高松の社長が素敵だった。
しっかり自分の言葉で、間を取って、話をしていた。
初・四国だったんだけど、ちょっと泣けてきちゃった。

関東公演はヴィンテージロックの若林さん。
武道館の"ライブハウス武道館"へようこそって煽りは盛り上がったな。
自らも横浜市民であることを告白してからの、横アリ1日目の煽りも横浜市民的にはかなりポイント高い。

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というわけで、終焉したマイ30/50

とりあえず、ロックのほそ道へ4年振りに行くことを目指すし楽しみ。

来年はゴースカにはまだ早そうだし、夏フェスかな?
フジロックやライジングにも対応できるあらゆる準備をしても良いかもしれない(笑)

30/50雑な感想。(ネタバレあり)

香川テアトロン 2日目

日本武道館 3日目
に足を運んだ。

 

ちゃんとした感想はツアーが終わったらしっかり残したいんだけど、今の気持ちはいまのうちに文章に残しておこう、ということで書きます。もちろん、将来の自分自身のために。

 

簡単なネタバレを含みます。

 

まず、香川テアトロンの野外公演、本当に行ってよかった。あの幸せな空間、指をくわえて羨ましがってる人生にしなくてよかった。


日本武道館公演、スピッツに複数展開するファンクラブ全てに課金して全力(笑)でチケット取ってよかった。東京、土曜日のスピッツなんてゴースカ意外で知らない。

 

あと、照明や演出に関してもテアトロンと武道館では大きく異なっていた。この違いも楽しめてよかったな。テアトロン披露さらさらの照明美術は圧巻でしたよ。続きはオフラインで。

 

さて、今回のツアー、シングル祭り大歓迎!というスタンスだったからとても嬉しかったし、しっくりきた。2005年に発売されたスーベニアのレコ発ツアー「あまったれ」からライブに通っているけど、こんなにシングル演奏したツアーは後にも先にもないのでは?


もう少し細かい散文。

 

けもの道→俺のすべて
古典的な流れ、とっても楽しい。
何ならライブから何日か経った今でもかなり楽しい。
テアトロンではベースを捨てて客席に乱入する田村。
日本武道館では弦をちぎりまくってベースをダメにする田村。
どっちも好きだよ。

ついでにメモリーズカスタムかな?ペリエ乱暴にベースを弾いてたね。

 

スタゲ世代的には「スターゲイザー」「正夢」は何回でも演奏してほしい。
正夢の演出は、出過ぎず、でも印象的でよかった。テアトロンではなかったから日本武道館で驚いた。あの演出をチェリーじゃなくて正夢でやるのがスピッツらしい。震災直後の仙台も正夢だった、大切な曲です。


(今でも心に強く残ってるのは レコ発あまったれツアーで夜を駆ける演奏後、クジラのジャケットがスクリーンに映し出されて始まった正夢。いつか、映像にならないかな。2011年仙台の正夢、まさかスピッツで泣くとは思ってなかった。) 

 

テツヤ、ゴールドトップともう1本の古いレスポールの使用頻度が増えてるね。田村もあのボロボロベース多め。マサムネの寄木細工を模したギター、いい音だね。

 

とりあえず横浜アリーナ2日間が待ち遠しい。前2つの公演とは異なり、比較的後方の席だから全体の演出もしっかり確認できる。

あと、シンプルに自分が生まれ育った町であるライブって嬉しい。神奈川県民ホール以上に、ザ・ジモト。

 

この夏、ほぼスピッツ1色。
お盆の1番お金のかかる時期に香川テアトロン行ったり、何ならすでにロックのほそ道に向けて宿を抑えていたり、10年前の自分が知ったら「今(部活に追われている時代)よりスピッツにハマってるとかマジビビるわ〜」とか言ってそう。

 

楽しいを全力で追う癖は大切だと思っています。

ここ1年間みてきたミスチルのメモ。

REFLECTION~未完~対バン後のミスチル

・虹ツアー(日比谷)

・ロックロック(大阪)

・25周年ツアー(名古屋・横浜)

と足を運んでいます。

 

2016.06.04(土)
Mr.Children Hall Tour 2016 虹≫
日比谷野外大音楽堂

01. おとぎ話(新曲)
02. 水上バス
03. 優しい歌
04. 彩り
05. You make me happy
06. クラスメイト
07. PIANO MAN
08. CANDY
09. 妄想満月
10. もっと
11. 傘の下の君に告ぐ
12. マシンガンをぶっ放せ
13. WALTZ
14. 血の管
15. こころ(新曲)
16. くるみ
17. GIFT
18. HERO
19. 足音 ~Be Strong
20. 通り雨
21. 虹の彼方へ
アンコール
22. 名もなき詩
23. Tomorrow never knows
24. あんまり覚えてないや
25. 忙しい僕ら

 

2016.07.10(日)
≪ロックロックこんにちは!20th Anniversary Special ~R² need U, I need U~≫
大阪城ホール w/SPITZほか

01. 名もなき詩
02. Tomorrow Never Knows
03. HANABI
04. 花-Memento-Mori-
05. しるし
06. FIGHT CLUB
07. 箒星
08. innocent world
09. 足音 〜Be Strong


2017.06.10(土)
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25≫
ナゴヤドーム

1:CENTER OF UNIVERSE
2:箒星
3:シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
4:youthful days
5:GIFT
6:君が好き
7:ヒカリノアトリエ
8:CROSS ROAD
9:innocent world
10:Tomorrow never knows
11:車の中でかくれてキスをしよう
12:思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
13:抱きしめたい
14:Any
15:名もなき詩
16:1999年、夏、沖縄
17:こんな風にひどく蒸し暑い日
18:ランニングハイ
19:掌
20:ニシエヒガシエ
21:himawari
22:足音 ~Be Strong
23:Printing
24:Dance Dance Dance
25:跳べ
26:fanfare
27:エソラ
アンコール
28:overture
29:蘇生
30:Marshmallow day
31:終わりなき旅

 

2017.08.06(日)
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25≫
日産スタジアム

1:CENTER OF UNIVERSE
2:シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
3:名もなき詩
4:GIFT
5:Sign
6:ヒカリノアトリエ
7:君がいた夏
8:innocent world
9:Tomorrow never knows
10:Simple
11:思春期の夏~君との恋が今も牧場に~
12:365日
13:HANABI
14:1999年、夏、沖縄
15:足音 ~Be Strong
16:ランニングハイ
17:ニシエヒガシエ
18:ポケットカスタネット
19:himawari
20:掌
21:Printing
22:Dance Dance Dance
23:fanfare
24:エソラ
アンコール
25:overture
26:蘇生
27:終わりなき旅

 

野音は遠い過去だけど、本当に良い空間だったな。
通り雨~虹の彼方への流れは素敵だった。

 

ロックロックはバンド・ミスチルのまっすぐなステージ。
良い意味でこの時だけ"浮いてる"ライブだったのかも。
1年経った今でもファイトクラブで叫んだ桜井さんのメッセージはお客さんではなく
スピッツに向けられたものだと思っていますよ。

 

今回のツアー(Thanksgiving25)の醍醐味は、11人編成による生演奏かな。
そこには、メンバーの音楽愛に溢れていると感じた。
原曲に忠実に演奏される90年代の代表曲。
立て続けに演奏したりKIND OF LOVEの楽曲たちにも驚いた。
いままで桜井さんが走り回っていたyouthful daysも、今回はそんなことはなく、ギターを持って定位置でのプレイ。

日産スタジアムで演奏された君がいた夏
夏を大切な思い出の1ページです。


未完後のミスチルも好きなままに。

秋冬は制作?また対バン?

2017年1月

何ヶ月?続くか分からないけど、twitterでもテーマに沿ったエントリーでもない日記を書いてみる。

 

何故か長く感じた1月。
正月は実家でおせちを食べながらニューイヤー駅伝箱根駅伝を観る。日帰り温泉に行く。日を空けて初詣に行く。毎年同じ過ごし方。


正直、あまり調子のすぐれない日が続いた。中旬には、恒例の口唇ヘルペスが出来て落ち込む。皮肉なまでに傾向と対策がバッチリで、輸入して買った常備薬を早くから服用することで驚くほど治りが早い。その後、皮膚科に行って処方箋をもらう。だいたいヘルペスなる時は残業で早急に病院に行けないことが多い。

 

1/25(水)
映画「この世界の片隅で」を観る。
なかなかのロングラン作品。戦争もののアニメということで少し躊躇していたけど、観てよかったと感じた。「(五体満足ではないけど)生きててよかった」「(戦前よりやせ細ったけど)元気でよかった」など周囲から掛けられる「よかった」という言葉に対する主人公の疑問、腑に落ちなさが共感できた。

 

1月は白菜料理が捗った。白菜ってなんでこんなに豚肉と相性が良いのでしょう。白菜と豚肉のミルフィーユを具とするクリームシチューに興味津々。あと、マルエツで泣く泣く買った高い椎茸が旨味たっぷりで美味しかった。赤味噌を新たに調達したので、おみそ汁が毎日美味しい日が続く。飲み会がびっくりするくらい少なかったので、中旬以降、自炊がすすむ。

 

1/26(木)
ニゾン×ピロウズを観た。新木場サンセット2010な組み合わせ、楽しくないわけがない。ユニゾン田淵くんのピロウズ愛で成り立ったようなイベント。何年越しだろう、ユニゾン版フールも聴けた。原曲版も聴けた。ズルい。
アンコールではピロウズ×田淵でライドンとランハイ。彼はベースはもちろんのこと、楽曲のコーラスや簡単なフリ(ここで客席に寄る、アタマをヘドバンさせる等)まで完ぺきにコピーしてみせた。それはただのバスターズだった。スワンキーストリート、めっちゃかっこよかった。

 

1/28(土)
映画「君の名は。」を観る。
あまり期待しない方が良いという周囲のアドバイスを受け止めて、レイトショーだし金曜ロードショウ的なノリで鑑賞。結果、思ったより楽しめた。
思った以上にRADWIMPS の音楽が全面に出ている。

 

2月ももう少し美味しいお酒が飲みたいです。

ライブも増えるのでそちらも楽しみ。

SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 "醒 め な い" 2016/11/22(火)仙台サンプラザホール【ネタバレ】

ホールでスピッツを観る贅沢をかみしめてきました。
大好きな仙台サンプラザで大好きなスピッツを。

 

SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 "醒 め な い"

2016/11/22(火)仙台サンプラザホール
(※括弧内は9/16群馬公演)

01.みなと
02.恋する凡人
03.日曜日
04.運命の人
05.コメット
06.空も飛べるはず
07.ビギナー
08.アカネ
09.グリーン
10.子グマ!子グマ!
11.放浪カモメはどこまでも(バニーガール)
12.ヒビスクス
13.モニャモニャ
14.夢じゃない(ロビンソン)
15.楓
16.醒めない
17.けもの道
18.トンガリ'95
19.ハチの針(スパイダー)
20.8823
21.こんにちは

E1.スパイダースターゲイザー
E2.ナマケモノ
E3.野生のポルカ

 

朝起きたら津波警報
とても楽しみだったけどダメ(公演延期)かもしれないと覚悟。
でも、無事に開催されたし、何より9月群馬公演よりずっとずっと楽しい2時間だった。

9月の群馬公演、素晴らしいライブだったけど、醒めないのレコ発としては違和感の残るワンマンでもあった。「ハチの針」やらんのかい!という個人的なガッカリと、そもそも『醒めない』の曲少なすぎては?という素朴な疑問。たぶん、多くの人がそうだったと思う。

そんなこともあり、今回は事前にセットリストを頭に叩き込み、とても冷静に盛り上がれるよう予習(笑)をした。(群馬の時は前半あまりに『醒めない』の曲が少なくて、このまま終わったらどうしよう。。。という謎の心配を背負い続けていたので。)
結果、とても楽しめた。セトリが変わったのもあるけど、シンプルに後半の方がメンバーが活き活きしているように感じた。

 

そんなこんなで迎えた仙台サンプラザホール公演。
やっぱりこの会場はメンバーも良く話すけど、好きな形。どこの席でも大当たり。ただ、この日は前から3列目センター(震)。盆と正月が一緒に来たような心地で開演を待つ。ついでに、謙遜されがちな立見席だけど、この会場に関しては俗にいう神席ですよ。

 

ディズニーのような壮大で軽快なSEでメンバー登場。

「みなと」
でライブはスタート。
夏イベでもそうだったけど、この曲のシングルとしての貫禄が凄まじい。
この曲が1曲目ということに、メンバーのまっすぐなおもいを感じたり。

「恋する凡人」「日曜日」「運命の人」
序盤に恋する凡人やるのはよくあるやつ。日曜日は曲中こそみんな横揺れって感じだけど、曲が終わると大きな拍手。嬉しかった。からの、バスの揺れ方で人生の意味が分かった日曜日。狙った?笑 運命の人は好きなのでいつどこで演奏されても良いです。

「コメット」「空も飛べるはず」「ビギナー」
このパートでこの日のマサムネさんの調子の良さに気づく。
高い声が出るのは当たり前なんだけど、声量がすごい。いつもの2倍くらいあるんじゃないかと思うくらい。空も飛べるはずではマサムネさん定番だったリッケンバッカ―ではなく、最近お気に入りの白いギター。ビギナーの選曲は意外だったしうれしかった。冗談抜きでCDより声出てた。ビギナーは暫くライブではやらないことを覚悟。つぐみとか暫くライブで披露なさそう。曲に没頭しすぎて周りがみえなくなったのか、ビギナーの間奏でギターのコードに躓きそうになったマサムネさん、「あっぶねー」とエアーで口が動く。

「アカネ」
日曜日に続く、レア曲枠?
2公演目の参加でも集中して曲と向き合うか、手拍子をしてライブ(今)を楽しむか、ひたすら葛藤。間奏のテツヤのギターが素晴らしかった。あの音の隙間がたまらない。普通のバンドだとアレンジとかしてきそうだけど、原曲通りなのが好き。クージーも余計な音を入れません。
(涙目、アカネ空?と無理やり繋げたくなるのは意識しすぎ?)

「グリーン」「子グマ!子グマ!」「放浪カモメはどこまでも」
グリーンからの流れ、とってもメンバー楽しそうだった。グリーンはマサムネさんアコギ?エレキ?どっち?問題があったけど、なるほどあの白いギター登場で納得。早くも田村がもうライブ終わるんじゃないかってくらい暴れていて良かった。群馬のバニーガールも良かったけど、放浪カモメの方が隙間なく盛り上がる感じがあって、分かりやすく盛り上げパートだなって感じ。「悲しいジョークでついに5万年」のところでマサムネさんが右手で「5」を作ってニヤニヤ、それをみた前方のファンが「!?」というリアクション。

「ヒビスクス」
ツアーが始まるまでコメットorヒビスクス、片方しかライブではやってくれなさそうと思っていたので、ちゃんとセットリストに入ってて安心。夜を駆ける的なアルバム曲らしからぬ貫禄がある。

「モニャモニャ」「夢じゃない」「楓」
ロビンソンからセトリ変更になった夢じゃないに大満足。夢じゃないは2005年のあまったれツアーぶり。あの時はアコースティックだったから原曲通りは初めて。マサムネの声の伸びに驚く。「君がそばにいる」の"いる"のクージーのコーラスもあーこれだよこれーっと心の中で思った。楓も圧巻のステージ。今まで聞いた楓の中で一番迫力があった。何よりテツヤの使用ギターがゴールドトップでうれしいよ。

「醒めない」「けもの道」「トンガリ'95」
醒めない演奏してる時、メンバーの楽しそうな表情が良い。ついでに、3列目だから分かったけど、この曲になると袖にいるスタッフが全員駆けつけてマジックで「醒め な い 」と書いたA3の紙を持って横揺れ。ロックとは思えぬほっこり出来事にスピッツを感じる・・・笑
田村のベースソロ。めっちゃ客を煽る。信じられないくらい客を煽る。もっと歓声をよこせと煽る。満足すると、ベースを持ち替えて(持ち帰ることに驚く)けもの道スタート。けもの道は「仙台の日の出」結構キャーキャーなってて、群馬より盛り上がる。トンガリ95はいつもの10倍くらいマサムネさんが右手で突き刺してて、かなり面白い。曲の終わりにはなんとドラムソロ。これがめっちゃ良い。そしてドラムソロの終わりにはドラムの音をかき消すように田村が「さきやまたつおー!」と大声で2回も叫ぶ。どうした(笑)

「ハチの針」「8823」「こんにちは」
ハチの針はこの日1番の歓声。ついにきたーとガッツポーズ。とにかくカッコいいね。お願いだから定番曲リストに残っててほしい。8823はいつも通りの盛り上がり。マサムネさんがかなり雑にギターソロを弾いていて、それが逆に良かった。とてもロックだったよ。最後はこんにちは。アルバムの最後の曲で終わるって素敵だよね。

「スパイダー」「ナマケモノ」「野生のポルカ
スパイダーはザ・アンコールって感じ。間奏のウォーウォーで興奮した田村が頑張りすぎてマサムネさんの声が一切聞こえない。ナマケモノは少し地味だけど『醒めない』の中では絶対に外せない1曲。君の名前つけた人はすごくセンスが良いなんてなかなか言えない。野生のポルカはみちのくの空。サンプラザできく野生のポルカはロックのほそ道が脳裏によぎって、悪くなかった。

MCでは、30周年何かやります ロックのほそ道やります 宣言。あと、地震のあった当日ということもあり、人生良いことも悪いこともあるけど、また会いましょうとか、かなりしっかりした話も間にちょこっと挟んできて、男前なこと言うなーと思った。音楽鳴らすことくらいしかできない人間なんでこれからも声が出る限り頑張りますとまで言っちゃうからこっちが少し恥ずかしくなった。でも、そんなことも言えるくらい非日常で盛り上がったワンマンだった。レコ発ホールツアーでここまで頭からっぽにして楽しめたの、久しぶりかも。

2016年のスピッツは「虹の彼方へ」カバーの衝撃から醒めないツアーまで終始たのしませてくれました。来年は野外で観たい。

201609のライブ忘却録

9/16(金)
スピッツTOUR"醒めない"に行った。場所は、群馬ベイシア文化ホール
ホールで彼らを観るのは前回のレコ発振りになる。それはもう3年以上前で、当時まだ学生だった。前作の時より今の精神状況がスピッツにフィットしている感覚もあいまって、とてもたのしい夜になった。そして思ったのは、スピッツのワンマンに行くということへの重み。やっぱり仕事帰りに行こうとはならないよね。とても集中力を使う。夏イベも今年は2回行ってるけど、それとは少し別腹というか。特に新木場サンセットトは目まぐるしく転換していくから間髪なしにスピッツが登場するわけ。それと比べて、ワンマンは朝起きた瞬間から気持ちを高めていく。その感じ、好きなんだよね。新曲はもちろん、昔の曲もじっくりとみいってしまいった。あー、この曲引っ張り出してくるかと誰しもが思ったはず。しっかりと記憶を定着させたい。細かい内容に関しては、2公演目を行ってからしっかり記録に残そう。

www.youtube.com

 

9/25(日)
ピロウズ主催ライブにいった。場所は、横浜ベイホール。東京カランコロン、ふくろうずを迎えての対バン。東京カランコロンは、期待通りのパフォーマンスだった。「ノンフィクション」のカバーもまた聴けてうれしい。ふくろうずは初めて観た。念願の初ふくろうずはとにかく圧倒された。「ごめんね。」を中心としたデビュー当時の曲をたくさん演奏されたのも感激だった。そして、とにかく新アルバムの曲が素晴らしい。ボーカルの内田さんの言語感覚とか、世間との距離の置き方とか、ステージでの佇まいとか、本当に素敵だなって感じる。また、しっかり追いたいアーティストが増えてしまった。

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ピロウズは「Dance with god」スタート。大好きな曲だし、新木場サンセット2010を思い出すし、もー最高だーという心境だよ。もう1つ驚いたのが、「白い夏と緑の自転車赤い髪と黒いギター」を演奏したこと。丁寧にでも特に後半はあつく、うたってた。バラードとかBPMが低い曲でフロアを魅了できるアーティストは本物だと思う。

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9/29(木)
ストレイテナーのレコ発ツアーにいった。場所は、品川ステラボール。率直な感想、「COLD DISC」が大好きだ。原色、シーグラスの流れはズルい。ホリエアツシの自信満々の感じもまったく嫌味に感じない。覚星のイントロ始まった瞬間なんて、にやにやしてて、こっちまで少しつられてしまった。よく山中さわお氏が言ってるけど、テナーの立ち位置って絶妙で素敵だなと思う。若手では絶対ないけど、変に大物扱いされるキャラクターじゃない、自分たちの思うように比較的動けるスタンス。あと、NOの前にホリエアツシが「歌に心を込めて演奏できるようになりました」と話していたけど、自分はそれでファンになった1人だと思った。

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7/10(日)スピッツ×ミスチル

そのアナウンスは突然で、2012年7月14日ap bank fes(つま恋)から4年という短いスパンでスピッツ×Mr.Childrenは実現した。

2016年7月10日(日)
ロックロックこんにちは!20th Anniversary Special ~R2 need U, I need U~
キュウソネコカミ / Spitz / Mr.Children / MONGOL800
大阪城ホール

Mr.Children
01.名もなき詩
02.Tomorrow Never Knows
03.HANABI
04.花-Memento-Mori-
05.しるし
06.FIGHT CLUB
07.箒星
08.innocent world
09.足音~Be Strong

スピッツ
01.メモリーズ・カスタム
02.海とピンク
03.涙がキラリ
04.甘ったれクリーチャー
05.愛のしるし
06.スピカ
07.みなと
08.ロビンソン
09.虹の彼方へ
10.渚
11.エスカルゴ
12.8823
13.野生のポルカ
EN1. 僕のギター
EN2. 醒めない

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※キュウソもモンパチも最高だったけどスピッツミスチルにソートしたレポです

とにかく4年前の記憶が愛しくて、笑えるけどそれを糧に生きてきたところがある。その時はとにかくスピッツが美しかった。

つま恋の日の出すごいキレイだな...」から「心と心を繋いでる微かな光」までのアクト90分間というより、あの日の時間、場所、風の吹き方、雰囲気、オーディエンスすべてがスピッツのために用意されたのであるのではないかと錯覚した。

突然寂しくなった帰りの夜行バス、10年越しに聴けた「運命の人」をイヤホンから流して嘘みたいに涙も出てきた。それくらい人生で大事な過去となっている。

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だから、2016/7/10も絶対に行かないと後悔すると思ったし、それは人生における義務だと思った。人生はフルコースで味わっていこう。

一方で、4年前よりまったく実感と緊張感がわかなかった。4年前イマイチに思っていたミスチルは完全復活を遂げたし、スピッツは相変わらずバンドとしてより活き活きとしている。そもそも今のミスチルがロックバンドとして健全であることが夢のようだったから、彼らがスピッツ主催のフェスに殴り込みに来るという構図が夢のようだった。夢過ぎて、想像を膨らましても、嘘のように思えてしまう。

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実際のところ、2016/7/10は想像を超えてきた。
トップバッターはMr.Children。それを知って会場はどよめいた。この日はミスチルファンも多かったから「ミスチルが前座ってどういうこと?」という困惑に似た雰囲気もあった。そもそもこの世界にMr.Childrenを自分たち主催のフェスに呼びつけて、トップバッターでヨロシクと言えるのはスピッツだけだ。この時点ですでに神々の遊びは始まっている。そして、選曲は90年代の代表曲が中心だった。全9曲中4曲がミリオンヒット。容赦ない、ミスチルの存在証明だった。このアクトに「Marshmallow day」「fanfare」「擬態」「365日」「エソラ」といった曲は一切必要なかった。

桜井さんの拭い去れないスピッツ愛とミスチルメンバー全員から漂う「俺らロックバンドだから」というギラギラしたオーラ、それが反映された演奏。そして、90年代の代表曲を惜しみなく放出する大人げなさも良かった。

そして、それに意外な形で迎合するスピッツもまた反則だった。まったく切り口の違うセトリをお互い組んできたけど、それもバンドの違いを表していたし、おなか一杯楽しめた。

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やっぱり4年前と同じで、終演後は心の処理がまったく追いつかなかった。
終演後は、会話こそあるものの、断片的な言葉が口から出るにとどまる。
当日から20日あった今、やっと心が落ち着いた。いろんなライブに行くけど、ここまで感情の沸点が煮えくり返るのは、スピッツ×ミスチルだからこそ。

これから先も違う道を歩み続けるだろうスピッツミスチル
比べるのは野暮だという人も多いだろうけど、やっぱり似ているところも多い気がしている。両バンド好きな人が多いってのは、そういうことだと思う。

絶対にまたスピッツ×ミスチルが生きていれば発生する案件だと思う。当日の記憶とその希望を糧に生きていける。

平凡だけど7/10に大阪城ホールに出向ける人生を用意してくれた過去の自分にひたすら感謝している。
4年前にどんなに苦しいことがあっても生きていこうと思った過去の自分のように、今の自分も将来の自分が喜ぶような生き方をしようと決意を新たにした。

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下記、時間軸に沿った簡易レポ。

Mr.Children
1曲目「名もなき詩
ステージからみて右側の関係者席をひたすら睨む桜井さんが印象的だった。
"いろんな事を踏み台にしてきたけど失くしちゃいけない物がやっと見つかった気がする"は勝手にap bank スピッツへのカウンターだと思ったし、あの日があったから、今のミスチルがあるんだなと本気で思っている。

2曲目「Tomorrow Never Knows
ap bank スピッツに似たミリオンヒットの乱発。
2曲続いて虹ツアーでも演奏された曲だけど、やっぱり響き方が抜群に昔と違う。すっと心に入ってくるし、やっぱりミスチルらしいなって思う。

―MC―
・楽しみすぎて3時間くらいしか寝てない。
・久しぶりのスピッツとの対バン。
・大好きなスピッツだけど、ともに音楽業界を一緒に走ってきたライバル。いいとこ見せたい。
たぶん用意してきたMCではない、心からのメッセージだった。4年前の桜井さんとは全然違うなって思った。4年前はスピッツ後に出てきた桜井さんは目がウツロで焦ってて、動揺しているようにみえた。

3曲目「HANABI
サポートがサニーになって蘇った1曲。
この曲から続く静かな曲で会場を温められるのがミスチルの強いところだよ。

4曲目「花-Memento-Mori-」
トドメのミリオンヒット。(チェリーと同日発売)
ライブでは初遭遇、しかも深海verでかなりうれしかった。
間奏で炸裂する田原さんのギター、後ろから射す赤い照明。

5曲目「しるし」
正直、イントロでがっかりしたんだけど、その思いは曲が進むにつれて消えていくことになる。僕の知ってる「しるし」はピアノに染まった流行歌。でも、この日の「しるし」は映像でみたことがあるピロウズの対バンツアーで初披露された時のような、ガツガツのロックバラードだった。7分というミスチルの中でも群を抜いて長い1曲だけど、本当にあっという間に感じた。

6曲目「FIGHT CLUB」
ここから後半戦。曲入りがサニーによりアレンジされる。トマトツアーの「ランニングハイ」のようなイメージ。
スピッツとの対バンで、「未完」か「FIGHT CLUB」」どっちか1曲が演奏して欲しいと思ってたから、なお嬉しい。このセトリ唯一のアルバム曲。
イントロと間奏のギターパートで桜井さんと田原さんが楽しそうにしているのが良かった。
そして、最後の「ともに今を生きていこうか my friend」の"my friend"で我慢できずにシャウトする桜井さんがすべてを表してた。

7曲目「箒星
「エソラ」でも「擬態」でなく「箒星」を選ぶ今のミスチルを愛している。
ギター持つ?って一瞬思ったけど、相変わらず猛ダッシュを決めるミスターマイセルフ。

8曲目「innocent world」
「エソラ」でも「擬態」でなく「innocent world」を選ぶ今のミスチルを愛している。
もう、ドラムが鳴った瞬間から最高潮。
間奏でベース→ギターとソロでそれぞれメンバーしっかり見つめる桜井さん。
変わり続ける 街の片隅で 夢の破片が 生まれてくる 今にも そして僕はこのままで 微かな光を胸に 明日も進んで行くつもりだよ いいだろう? mr. myself
が心に響いた。

―MC―
・数日前に風邪をひいた。
・出演キャンセルも覚悟して手続き(謝罪コメント)まで踏んでいた
・でもゴキブリ食べても良いから治したかった。
・(結果治ったけど)、それくらい今日のスピッツに呼ばれたロックロック出たかった
・本当に楽しかった。
・僕らの大事な曲をお届けします

9曲目「足音~Be Strong」
ブルーフラワーのギターがかっこいい。
気合の入った足音でした。

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スピッツ
1曲目「メモリーズ・カスタム」
ロックバンドですという名刺変わり程度に。
田村氏、いつもに増して元気です。

2曲目「海とピンク」
ミスチルと打って変わって、我が道をいくように曲を続けていきます。
夏らしい1曲。
1stアルバムの曲をこうして今も小出しにやってくれるのは嬉しい。

3曲目「涙がキラリ」
99万枚ヒットの破壊力、会場のざわめき感。
2012/7/14の記憶が更新された瞬間でもあった。

―MC―
・「ロックロック?」「こんにちは!」
・ありがとうございます。スピッツは数少ないコールアンドレスポンスの場面です
その後ミスチルとの思い出を語りいつも挨拶

4曲目「甘ったれクリーチャー」
マサムネさんの記憶から『スーベニア』が蘇った今は無敵です。
ひたすら拳を振り続けました。


5曲目「愛のしるし
2011年のロックのほそ道1日目振り?
マサムネさんがアコギ使用でした。

6曲目「スピカ」
同日同時刻、東京某所で催されている結婚式2次会を思い出す(笑)
ファンクラブツアーでは定番になっちゃったけど、夏イベントでは貴重な1曲

7曲目「みなと」
マサムネさんが白いエレキギターにチェンジ。
予想通り、みなとが始まります。
凄まじい求心力で、2番のドラム入る前に果てそうになった。
間奏の口笛はマサムネさんが担当。

8曲目「ロビンソン」
本日のミリオンヒット枠。
「チェリー」でも「空も飛べるはず」でもなく「ロビンソン」というレア選曲と、みなとの後というシチュエーションが相まって、とても感動した。
声も絶好調、亀の恩返し以来に感じた。

9曲目「虹の彼方へ」
何のコメントもなしにそれは始まった。
「このイントロ何だろう?」と一瞬フリーズする。頭の中のスピッツ曲目リストで検索するもヒットしない。ってことは....とミスチル曲目リストにチェンジしてすぐヒットした。
まさに、現実が理想を凌駕した瞬間。マフラータオルはどこかに吹っ飛び、謎のハイタッチを決めてその4分間を楽しんだ。

廻り続ける この世界に
取り残された夜 いくつもの瞳が
あてのない 夜明けを探して
さまよってる
は完全にスピッツのそれだった。

10曲目「渚」
心の動揺が収まらないままライブは続く
とにかく青の証明が美しい
思えばみなとも渚のそれと同じ手法なんだなと思った

11曲目「エスカルゴ」
12曲目「 8823」
13曲目「 野生のポルカ
いつメンを演奏して本編は終了です。
田村が久々にベースの弦を千切りました。

EN1「僕のギター」
さざなみOTR振りのご対面。
フェスティバリーナで聴けなかったので、かなりうれしい。

EN2「醒めない」
テツヤがゴールドトップ使用してて涙することになる。
あの繊細な後で、あの間奏アルペジオは唯一無二だ。
見知らぬ人が 大切な人になり
相性悪い占いも 余計に 盛り上がる秘密の実
って歌詞は狙ってるんだろうけど、とても好き

そして、新アルバム『醒めない』が"最高"を更新している。
こうやってブログに残すのは、誰でもない将来の自分のためってのが一番ある。
日が経ったけど、7/10に関しては絶対に文字に残したかったので、投稿出来て良かった。とにかく2016年が楽しい。ミスチル野音小沢健二ゼップでも衝撃だった。そして、醒めないツアーが楽しみで仕方がない。20代も後半戦に突入してもなお10代のころ好きだった音楽を聴いている幸せ。しかもライブにも足を運んで心から楽しいと思える幸せ。